杉の樹大学同窓会(杉同)

杉の樹大学同窓会では杉並区高井戸地域区民センターにて時宜を得たテーマの講演会等を開催し高齢者の方々にご参加戴いています。

高齢者における震災対策

2013年09月07日 | Weblog

   

日時 平成25年9月7日(土) 13時30分開演

会場 杉並区高井戸地域区民センター 多目的室

講師 東京消防庁杉並消防署警防課 名越俊夫氏

内容 南関東直下地震とは関東地方の南部(神奈川県・東京都・千葉県・埼玉県・茨城県南部)で歴史的に繰り返し発生するM7級の大地震の総称。複雑な都市型災害には事前対策(耐震補強設計・改修補強)及び事後対策(避難・食糧補給)をいかに実行するかについて名越氏が映像を交え解説された。特に高齢者は頭脳及び心の働きが弱まり、動作も遅くなり、死者の7割が高齢者でありその対策は自助・共助に頼る他がなく消防も十分に対応できないとのことであった。                     

 携帯しよう「防災カード」とそれらを入れた携帯用防災筒について実物を示され解説された。また、会場には防災用品が展示され参加 者は防災用品を手に取って確かめていました。質疑応答の中に、他区からの転居者が杉並区に移ってから隣近所の交際が少ないように感じるとの発言があった。元の区では「おせっかい運動」という運動があり声掛けを気安く行うことができたそうである。震災時に限らず高齢者社会にとって必要かつ重要な課題である。