健やかに 生き 安らかな 終末 を迎えるために
日本尊厳死協会 副理事長
松根 敦子氏
尊厳死の意義、尊厳死の歩み、「リビングウィル」について
丁寧に説明された。
「尊厳死」とは
・広辞苑(第4版) 一個の人格としての尊厳を保って死を迎えること、
あるいは迎えさせること。
・知恵蔵(朝日現代用語) 不治の傷病で死期が迫っている時に、延命
治療を拒否し、自然史を選ぶもの。
「尊厳死・安楽死・安楽殺」
尊厳死・・・本人の自発的意思による自然死。
安楽死・・・本人の自発的意思により死期を早める。
安楽殺・・・本人の意思は不明、慈悲の名のもとに死期を早める。
「リビングウィル」
リビングウィル・・・生前遺言・生前意志表示
日本尊厳死協会では尊厳死の宣言書。
①傷病が不治かつ末期と診断された場合一切の延命措置を中止
②苦痛を和らげる措置は最大限実施して
③数ヶ月以上に渉って植物状態に陥った場合一切の延命措置を中止
英語で、生きているということをリビング、遺言書をウィルといいます。
死んのちに効力を発生するのではなく生きている本人の
生きた遺言書つまり生前発効の遺言という意味です。
遺言書であるので生前の健康なときにつまり認知症に陥る前に
登録しおく必要性あると思いました。
参加者は80名余でした。
以上