小さいお子さん（小学校低学年）に携帯電話を持たせるか、持たせないかの議論はいろいろな所で行われているが、持たせたい派と持たせたくない派の双方が長所と短所を言い合っているだけのような感じがするが、そんななか、持たせたくない派をもうならせるようなキッズケータイを、ドコモが開発した。9月～10月にも発売される予定。
「キッズケータイ HW-02C」は、通話機能とGPS、防犯ブザーに利用を限定した子供向け携帯電話。iモード非対応で、ブラウザも搭載しない。ワンタッチキーを使えばあらかじめ登録された4件に電話発信やSMS送信が可能で、それ以外は最大10件登録できる電話帳から発信できる。SNS送信はあらかじめ登録された文章のみ送信可能、受信は通常通り受けられる。
つまり、発信はすべて親が管理した所しかかけられない！ メールはSMSのみで、これも親が管理できる。
特に笑えるのが「iモード非対応でブラウザ非搭載のため、有害サイトへのアクセスへの心配も無用」。そりゃブラウザ非搭載だったら有害サイトもなにも・・・・ 持ってないのと一緒だし。
情報教育的には、持たせない・使わせない ということで子供を守るのでなく、利用できるようにしながら、被害に巻き込まれないような仕掛けや、教育をしながら健全な利用へ導いていく、というふうにはできないもでしょうかね？ でも、防犯面では、とりあえず親との通話が出来て、どこにいるか居場所を確認できれば安心ですけど。
防犯グッズとして子供の安全を考えるなら、今までの携帯電話の料金体系とは異なった（例えば基本料金は月額５００円にするとか）ものにして、だれでも持てるようにしてもらいたい。というか、防犯ブザーの代わりに（その機能もある）行政が負担して配るという手もありですね！
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