iPhone知らないうちに課金、ソフトバンクがおわび

　ソフトバンクモバイルは本日５月１０日、iPhoneが自動的に通信を行ってデータ通信料が発生するにもかかわらず、利用者への告知が不十分だったと発表した。

　iPhone（他の携帯電話も同じ）は定期的に通信することで、利便性を向上させている。その通信の一部は、パケット通信料がかかるものがあり、ユーザーが利用してなかったつもりでも、段階制プランでは下限額におさまらないことがある。ソフトバンクモバイルでは、当初、そうした状況を認識していなかったものの、ユーザーからの申告を受けて、調査を開始した。

　Android端末については、本格展開を開始した昨冬モデルの投入にあわせ、昨年12月頃から自動通信が行われることをユーザーに対して案内していた。ただ、iPhoneについてはアップル側からの情報開示がなく、ソフトバンクモバイル側の調査により、今年4月に自動通信の裏付けがとれたため、4月中旬から自動通信の案内を行っている。

　今年4月以前からiPhoneを利用し、なおかつ段階制プランを契約しているユーザーに対しては、自動通信についての告知がきちんと行われていなかったため、今回、ソフトバンクモバイルでは「お詫び」として、改めて告知を行うとともに、段階制プランの「パケットし放題 for スマートフォン/標準プライスプラン」を利用し、これまでにiOS 4.0以上でiPhoneを利用しているユーザーについては、5月12日～7月31日まで、同社Webサイトで申告すると、定額料金の下限額（1029円）を1カ月分無料とする。

　ソフトバンクの対応にはおかしなところが多い、「自動通信についてアップルから情報開示がなかった」など、情報開示されなくてもすぐわかることだとおもうのですが・・・いまさらなあ！というのが正直なところ。　私は一年ほど前に、利用しているBlackBerryをWi-Fiのみで利用しようとして、パケホーダイ解約をドコモスマートフォンケアに電話したところ、自動通信のパケット料金が発生（今回のケースと同じ）してしまうので、発生させない設定方法を懇切丁寧に説明してくれた。ドコモはすでにそのことをわかっていたってことですよね。

　また、Webサイトで申告しないと1カ月分無料の対応がされないというのもひどい話しではないだろうか。

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