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米調査会社Gartnerが3月3日（現地時間）に発表した調査結果によると、2014年第4四半期の世界スマートフォン市場で、米Appleが韓国Samsung Electronicsから首位を奪ったことが明らかになった。同四半期のAppleの販売台数は7483万台、Samsungは7303万台だった。
Appleは、2011年第4四半期以来の首位ということになった、ずいぶん長いことSamsungにやられていたことになる。
Appleは9月に発売した「iPhone 6」および「iPhone 6 Plus」が好調で、販売台数が前年同期の5022万台から49％増加し、一方のSamsungは8332万台から12％減少した。
Samsungは、ハイエンド市場はAppleに、新興国など向けのエントリー市場は中国勢に奪われ、2013年第3四半期からシェアを落とし続けている。
【スマホメーカー別ランキング】
1位 Apple
2位 Samsung Electronics
3位 Huawei
4位 Lenovo(Motorola Mobility含)
5位 Xiaomi
2014年第4四半期のスマートフォン全体の販売台数は29.9％増の3億6750万台、2014年通年のスマートフォンの総販売台数は28.4％増の124億台。携帯端末全体の3分の2を占めた。また、携帯端末全体の総販売台数は3.9％増の189億台。日本は2.8％減だった。
【携帯端末のメーカー別ランキング】
1位 Samsung Electronics
2位 Apple
3位 Microsoft
4位 Lenovo(Motorola Mobility含)
5位 LG Electronics
6位 Huawei
7位 TCL Communication
8位 Xiaomi
9位 ZTE
10位 ソニー
スマートフォンの販売台数では首位を陥落したSamsungだが、携帯端末全体では今だ首位を守っている。1位と2位は倍くらいの差があるので、しばらくSamsungの首位が続きそうだ。
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