米消費者団体が発行するConsumer Reports誌は米国時間2010年7月12日、「iPhone 4」の受信性能に問題があるため、同端末を推奨しないという方針を明らかにした。この決定は同誌のエンジニアのテスト結果に基づくものである。
テストは、ニューヨークの異なる店舗で購入した3台のiPhone 4で行った。外部からの電波が入らないシールドルームでAT&Tの基地局をシミュレートするベースステーション・エミュレーターを使い、AT&Tが通信サービスを提供するほかの携帯電話でも同じテストをしたがiPhone 4のような現象は起きなかったため、AT&T社のネットワークのトラブルでないことも分かった。
iPhone 4の問題点とは、iPhone 4の左下側面の黒いスリット部分に手で触れると、接続が完全に切れるほどに信号が著しく低下することである。Appleはこの問題について電波状態の強弱を判定し、それをディスプレーのアンテナバーで表示する際の計算式に誤りがあり、原因はプログラムによるところが大きいと説明しているが、実験結果により接続が切断されることが確認され、単なるディスプレー表示の問題でなはないことが明らかになった。
同誌は最後に、受信性能以外の項目(高精細ディスプレイ、ジャイロスコープ機能、バッテリー性能の向上等)では高評価に値するという。iPhone 4が「推奨」を獲得するためには、製品の無料修理を行い、このアンテナ問題を恒久的に解決する必要があるとしている。
このブログの6月29日の記事「iPhone4早くも不具合,対処策あり」でも書いたように、iPhone4をケースに入れて使えば全然影響がないので、それほど問題はないと思うが、アメリカでは携帯電話、スマートフォンをケースに入れて利用するという文化(ストラップもですね!)がないので結構な問題になっているそうです。
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