個人の趣向 第12話

■第12話　サンゴジェの秘密

車に轢かれそうになったケインを助けようとして頭を強打したチャンニョル。
病院に搬送されるも 無事に意識が戻り、2人は滞在先のホテルに戻るのですが、
エレベーターのドアが開くと、そこにはイニとチノの姿が

イニと一緒にいたことについてチノを責めるケイン。
チノは、ケインがチャンニョルと一緒にいたことについて責めるのでした
ケインが本当のことを説明しても、
「言い訳するな！」とチノは話を聞こうとしないのでした…

チノがひとりで考え事をしていると、
「私に本当のことを言ったことを後悔していないか？」と館長が話しかけました。
「館長のことも、彼女のことも裏切りたくないから、
素直な気持ちでいたいんです」とチノが言うと、
「少しのあいだだったけど、いい夢が見られたよ。
君とのことは胸の中に思い出としてしまうことにするよ。
良い友達を失いたくないからね…」と館長は去って行くのでした。

”自分のせいでケインに傷ついて欲しくない！”と思ったチャンニョルは、
チノに「昨日 ケインと会っていたのは、正式に決別するためだった」と話し、
「ケインとケンカできるなんて羨ましいな～」と言うのでした
チノはチャンニョルに対して無愛想な態度をとるのですが、誤解は解けたようです。

早速、ケインの部屋へ行ったチノ。
2人は素直になれず、お互いに「謝らないの？」と上から目線で突っかかります
でも、一緒に免税店へ買い物に行った2人。
ケインがチノの母親へのお土産を選んでいると知ったチノは嬉しくなり、
すっかり二人は仲直り
済州島でデートを楽しむのでした～

その頃、チャンニョルを呼び出したイニは、
コンペのテーマがサンゴジェであることを話し、
「チノがコンペに勝つためにケインを利用している！」と言うのでした
すぐさま チノを怒鳴りつけに行こうとするチャンニョルでしたが、
「決定的な証拠を掴んだ時に一気に攻めましょう！」とイニは止めるのでした！

ソウルへ戻ったチノは、実家へ行くのですが、
母は、「ハン家とかかわったことのある女性との交際は認めない！」
とケインとチノの交際を改めて反対するのでした

一方、チノがコンペに勝つためにサンゴジェに下宿していることを知ったチャンニョルは
父親に「ケインの心を取り戻してみせる！」と宣言し、
サンゴジェについて調べ始めるのですが、サンゴジェはケインの父パク教授が
情報を後悔していないため、詳細を調べるのは困難なのでした…

ケインを食事に誘った館長。
いつも1人で食事をしている館長が珍しく人を誘ったことに嫉妬するイニは、
「努力もしないで人に好かれるのね？どうやって館長に取り入ったの？」と皮肉を言い、
チノについても、「賢くて野心家なチノさんが本気であなたなんかを好きになると思う？」
と言うのでした。

館長はケインに「君が彼をゲイだと言ったから、彼に気持ちを打ち明けたのに、
どうしてくれるんだ？」と苦情を言いつつも、
「片想い卒業おめでとう」とチノとの恋愛が成就したことを祝福するのでした

その日、ケインはトイル家具という大手メーカーから
独身者向け新商品のデザイナーとして指名されました
喜ぶケインはチノに「契約金ができたらお金を貸してあげる」と言うのでした。

ケインが幼い頃のアルバムを見るケインとチノ。
母親の写真は、火事で焼けてしまったり、父が捨ててしまったりで残っていないそうです。
「チノさん、お母さんとケンカしないでね。
私は、チノさんのお母さんが許してくれるまで待つから、
チノさんも焦らないで…」と言うのでした。

事務所の大家さんの都合で、今の事務所を出て行かなければならない
状況に陥っているチノの事務所。
ケインの契約金を期待しているサンジュンは、トイル家具にケインの契約金がいくらなのか？
問い合わせてみると、その契約にチャンニョル父の会社
未来建設が関わっていることを知るのでした

チャンニョルを呼び出したチノ。
「卑怯なことはするな！」と言うのですが、
「お前こそ卑怯だろ？」と言い返されてしまうのでした！

以前から付き合いのある大工さんがサンゴジェの建設にかかわっていたことを知ったチノ。
話を聞いてみると、サンゴジェには天井がガラス張りの地下室があることが判明！
早速 サンゴジェへ行き、地下室を見つけたチノ。
「ケインさん、いいものを見つけたよ」とケインを誘い、地下室に入りました。
その地下室は、ケインの母親の作業場でした。
そこには、ケインと一緒に写る母の写真がありました。
チノが天井がガラス張りだったことを話し、
「どうして塞いでしまったんだろう？」と言うと、
ケインは封印していた記憶が脳裏をよぎり、倒れてしまいました

ケインが倒れたと聞いてお粥を届けに来たヨンソン。
同時に サンジュンがチノに書類を届けにサンゴジェへやって来ました。
そんな中、チノの携帯に「訴状が届いた！」とテフンから連絡が入るのでした
どうやら、以前 チノたちの事務所の仕事で事故に遭った作業員が
「今になってケガの状況が悪化した！」と騒ぎ出したのでした
作業員の行動を不審に思った現場監督は、見知らぬ男が作業員のもとを
訪ねて来ていたことを話し、「ライバル会社から恨まれたりしていませんか？」
とチノに尋ねるのでした。

チャンニョルを疑うチノは チャンニョルを訪ねて行き、
その件について問い詰めるのですが、
「お前だってコンペに勝つためにサンゴジェに住んでいるんだろ？」とチャンニョル。
「最初はそうだったけど、今は本気でケインさんを愛している！」とチノが言っても、
「今のお前はオオカミ少年だ。そんなこと言っても誰が信じる？」と言われてしまうのでした…

ケインを喜ばせるためにサンゴジェの地下室を修復使用と考えるチノ。
そんな中、地下室でサンゴジェの設計図を見つけるのでした！

そんなところで、第12話終了です