勝手にしやがれ 第3話

■第3話　告知

突然、脳腫瘍の宣告を受けたボクス。
「オレ、そんなに悪いことしたって言うのかよ！もっと悪いヤツらも生きてるのに・・・」
数年前、知人が27歳の若さで癌で亡くなった時、友人たちが似たようなことを言っていたのを思い出しました。

気が動転して、屋上から飛び降りようと考えてしまったボクス。「誰か俺を止めてくれ！死にたくない。本当に死にたくねぇんだよ・・・」と涙ながらに言うシーン、とっても悲しい

ボクスは、母親に会いに行きました。ボクスは「父さんとやり直して」とお願いするんですけど、ボクス母は怒ってしまいました。「いつか来なくなるぞ。いつか分からないけど、つらくなるぜ」と言い残して去って行きました。「兄ちゃんが来なくなったら恨むから！」と、ボクスが可愛がっている弟ソンホ。「父親とやり直して欲しい」というのがボクスの願いなんでしょうか？自分がいなくなった後、母親のことが心配だから・・・

次は父親に会いに行ったボクス。父親の足を洗い、料理まで作ってあげていました。「野菜と魚をたくさんとれば体にいいんだ」と父親を気遣うボクス。すると、「お前も健康でな」とボクス父。父親の言葉に「先立つ不幸を・・・」という気持ちだったのでしょうか？ボクスは「舌噛んだじゃないか！」とこみ上げてくる涙を必死に堪え、席を立ち、父親に隠れて号泣しました。このシーン、今回のストーリーで一番印象的でした。

ギョンのギターを返せずにいたボクスは、バス停に「ギターを拾いました」と貼紙をしました。そこで、スリに遭ってしまったボクス。「泥棒を捕まえなきゃ」って、バスを停めてもらうところが、ちょっぴりカッコ良かったです
スリを捕まえたボクス、「あんな生き方しちゃダメだ」と自分の指を噛んで戒めるのでした。ボクスのこういうところが良いんですよね☆彡

ボクスはミレに「結婚しても、悪い父親になりそうだから、別れよう。」と切り出しました。「死にたいの？」とミレに聞かれ「ああ、死ぬんだよ」とボクス。ミレは、ボクスの事情を知らないから、突然の別れを理解できずに大泣き！ボクスは戸惑いながらも、「そばにいてよ」と言うミレのお願い通り、ミレを抱きしめました。

ボクスの病状、ガン細胞が既にあちこちに転移していて、手術では完全に取り除けないようです。しかも、後遺症や費用の問題もあって「ご自身でよく考えて決めてください」ということになってしまいました。ボクスにとっては、難しい問題ですね・・・

ミレの部屋の前にいたボクスは、偶然ギョンに再会しました。無視するギョンにボクスが「ギター、持ってます」と声をかけると、「それも盗んだら？安物だから魅力ない？」とイヤミを言うギョン。その会話から、ボクスがギョンの財布を盗んだことをバンド仲間が知ってしまいました！バンド仲間が警察に通報してしまったことで、ボクスは警察へ行くことになってしまいました。でも、被害者であるギョンは帰ってしまいました・・・
ギョンのバンド仲間から泥棒呼ばわりされるボクスを必死に守るミレ、健気です。

その頃ギョンは、ボクスが書いた貼紙を見つけていました。「미안합니다（ごめんなさい）」という言葉に心が動いた様子。ギョンは、大事そうに貼紙をはがして警察へ。

警察の人、ナイスです！ボクスのことを「変な顔の泥棒」だってギョンも「そうです」って認めちゃうし

ギョンは警察の人に、「私の勘違いでした」ってボクスは泥棒じゃないと言ったんです。でも、ボクスの前では冷たい態度をとるんですよね。この2人が、今後どうなっていくのか？とっても気になります。

ボクス視線で視聴しているので、感想がかなり偏っているかもしれません