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なぜ今の子どもは虫歯が少ないのか? 登録販売資格者の見解 参考用

2024-08-05 07:37:41 | 日記

まず、最初に、注意事項として話します。

虫歯に関しては、風邪などと違い、

ドラッグストアなどで販売されている

一般薬を服用しても治りません。

一時的に痛み止めを飲み、

痛みを抑えているだけです。

その間にう蝕が進み、

保険診療内で済む治療が、

自由診療となり、何十万もかかってしまった。

治療時間も長くなってしまった。

なんていうこともあるのです。

ですから、本当は、半年に一度は検診に行き、

予防歯科に努めたほうが、

絶対にお得なのです。

ちなみに私は、土曜日検診に行きましたが、

費用は790円でした。

個人病院の場合、先生のさじ加減も多少はありますが、

かなり安く済みました。

 

さて、本題です。

昭和や平成の初期は、

割と子供の虫歯というのはよく聞きました。

実際私も、よく歯医者に行きました。

歯科検診の時はドキドキで、

「夏休みまでに治療して下さい」と言う用紙が

配布された時、心底がっかりしました。

私の住んでいる地域ぐらいかもしれませんが、

用紙を配布された児童は、

学校帰りに数人で歯医者に行きました。

 

何年か前に、沖縄は子どもの虫歯が多いと、

ネットで見たことがありますが、

現在の令和は、かなり子どもの虫歯は減っています。

逆になぜ昔は多かったのか?

とも言えます。

それは、現在は虫歯菌のある大人と同じスプーンを使ったり、

口の中で柔らかくした食べ物を

与えていないというのが一番と言われています。

※昭和の離乳食はそれが一般的でした

 いわば、虫歯と言うのは感染症です

「私、虫歯がないから、虫歯菌なんてない」

という大人がいますが、過去に虫歯があれば、

虫歯菌はあります。

いわば保菌者なのです。

過去にあった人で、

完全になくすと言うのは、

かなり徹底的に歯磨きやフッ素をし、

虫歯がないどころか口腔内を清潔にし、

歯間ブラシなどを使い、歯周病菌も

ない状態にならなければなりません。

30代以上でこれはかなり厳しいでしょう。

 

今の子どもは、乳児検診などで、

歯科衛生士さんが、

「大人と子どもは共有のスプーンを使ってはいけません」

と指導され、フッ素塗布をされます。

※フッ素塗布は虫歯予防になります

 フッ素材の入った歯磨き粉も販売されています

また、この時に、「自宅では朝晩

親が仕上げ磨きをしましょう」

とも言われます。

わが家は、わが子が小さい時は、

保育園の用意は私がして、

パートナーが朝、仕上げ磨きの後、

保育園に連れて行きました。

晩に、私が仕上げ磨きをしていました。

なぜ二人でしたのか?

あくまでもわが家の場合ですが、

「同じ人が仕上げ磨きをしたら、

同じところが磨き残しをしてしまう」

可能性を潰すためにしました。

その甲斐あってか、わが子は、

もう高3の18歳ですが、

今まで虫歯になったことがありません。

 

よく「乳歯が虫歯になっても、

永久歯をきちんと磨けば問題ない」

という人がいますが、

虫歯菌があるので、

永久歯はかなりの高確率で虫歯になります。

 

平成元年の1989年は、なんと80-90%の子どもが虫歯でした。

今では半分以下です。

わが子のように、歯科検診に行く子どもが4割というのも、

減った理由の一つのようです。

 

参考になさってみてください。



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