先日、オンラインで、try主催共通テスト説明会がありました。
※tryは家庭教師のトライです
新学期が開始され、夏休みはどうだったか?
などの確認がありました。
その時、興味深いことを言われました。
「共通テストが開始され、来年で5年目。
学校の先生は、基礎をしっかりすれば合格する
と言われますか?」
と、司会者が質問し、
オンラインで挙手や拍手が出来ます。
その中で何人かが挙手していました。
「はい、それは、センターから更新されていない
先生の考え方ですね。
基礎のセンター、思考力の共通テストと言われています。
具体的に言うと、その年により平均点に差はありますが、
数1A、センターで70点は、まだ基礎が足りない。
でも、共通テストで70点は、かなり能力が高い。
特に理科基礎はその傾向にあり、
センターで44点取れる学生が共通テストでは
24点しか取れない。
国語でもグラフや表が使われ、
単純に読解力がある生徒が高得点とはなりません。
英語はもっと大変です。
最後のセンターと比較し、単語は倍以上。
新聞やニュースに目を通していないと、
解けない問題が出題されています。
次の共通テストは、まず英語の満点は
出ないと言われるぐらい
高度になると言われています。
センターの時は、トップ高校の生徒をはじめ、
難関大や医学部受験組は、
各教科満点取る生徒は、
そんなに珍しくなく、
最後のセンターに至っては、
全科目満点を取った現役生もいました。
恐らく保護者さんや少し年の離れた兄姉は
センター世代で、
「自分の時よりちょっと難しい程度」の
認識かと思いますが、
全然違います。
「お父さんはセンターで750点取った」
は、共通テストでは、それだけ取れるのは、
ごく一部のとてつもなく優秀な受験生だけです。
ですから、比較は全く意味を成しません。
比較するのではなく、応援してあげてください。
難解になったこともあり、
共通テストに比重を置く大学が増加傾向です。
志望大学の点数を確認し、
勉強する教科の優先順位を決めてください。
お子さん達は頑張っています。
それでも模試は取れない。
模試は本番よりも難しいので、
今取れなくても心配はありません。
間違えた問題を確実に出来るようになれば、
点に結び付きます。
次に新課程の変更点は…」
など言われました。
確かに、わが子もこのブログで学校では
落ちこぼれと書きますが、
苦手な国語や世界史をセンター試験なら、
初見で8割取ります。
N先生が、
「あと5年早く生まれていたら、君は
医学部合格圏だった」
と、補習の時、ため息をつかれたそうです。
それぐらい違うようです。
かと言って、戻れるわけではないし、
やり抜くしかない。
個別指導からお世話になっている家庭教師に、
tryの話をすると、
「僕は共通テスト3年目の受験生なので、
過去問はセンターも共通テストもしました。
四谷学院で言われていたのは、
『基礎のセンター、論述の共通テスト』です。
センターの基礎と言われるゆえんは、
公式を覚えたら、数学などは解けたからです。
わが子さんの学校が物理で図を描かないのも、
恐らく公式を覚えて選択問題を解けばいい。
そういう考え方からです。
確かに解答方法は選択ですが、
回答は二次でやる論述方式で考えないと
正解しない構造になっています」
と言われ、目から鱗でした。
だから、tryをはじめとする家庭教師たちは解説をし、
わが子に類似問題を回答させるとき、説明をさせ、
「まだ不十分」「よし、パーフェクト!!」
など言われるのかと、納得しました。
〇〇だから、回答は4になるみたいなことを、
長々と説明します。
今まで知らなかったです…
単純に難しくなったのではなく、
大変になったのだと言うのが感想です。
受験まで本当にもう時間がない。
わが子がやりきるのを応援するしかありませんね。
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