先日、友人と会った時、
「大学進学終了後、教育ローンを払っている家庭は多い」
と言われ、かなり驚きました。
奨学金は、子どもが借りて子どもが返す
言葉は悪いですが、借金です。
一方教育ローンは、
親が借りて親が返す借金です。
奨学金は、基本的には、
在籍期間は返済義務はありません。
成績が悪かったり、留年すれば、
打ち切りになる場合もあるようなので、
成績維持のために借りている人もいるそうです。
※みんなお金がないからではないそうです
一方教育ローンは、
金融機関にもよりますが、
在籍中は、利子のみ返済と言う場合もあるようです。
ただ金利が恐ろしく高い。
住宅や車と比較すれば、高い。
低金利に慣れているせいか、
😱と言う金利です。
友人は3社から借り入れしているそうです。
若い時に子どもに恵まれると、
親がそんなに貯めていないというケースが
割とあります。
友人がまさにそんな感じです。
私から見れば、1千万円以上の
借り入れは、かなりびっくりなのですが、
本人は、ケロッと、
「だっているものはいるわけだし」
と話していました。
授業料は奨学金。
仕送り(生活費)を教育ローンで借りていたようです。
子どももバイトしていたとはいえ、
そんなに大金は稼げない。
部活もしていたこともあり、
せいぜい月に3万円程度だったらしい。
私はてっきり収入が多いので、
月々の収入から仕送りをしていたと思い込んでいました。
実際外食やら旅行などに使っていましたから。
人の懐はわからないものですね。
子どももそれを聞いても動じていないので、
知っていたということなのでしょう。
ただ彼女の家が珍しいのか?
と言えば、そういうわけでもないらしい…
教育資金を貯めていなかった場合、
やはり思いつくのは、教育ローンなのです。
その世帯割合、なんと17%。
そんなに低い数字ではありません。
30人クラスなら、5人ぐらいが
借りていることになります。
特に昨今は、子どもが奨学金を返せないなどの問題もあり、
親が教育ローンに手を出し、
老後資金に困るというケースもあります。
親が借りてくれるから、大丈夫というわけではなく、
親が定年後、子どもに仕送りを頼むという
悪循環になるケースもまれにあります。
このケースはまれとはいえ、
親もずっと健康で働けるとは限らないため、
ないことはありません。
わが家は、子どもが小さい時から、
いえ、独身時代から意識していたので、
パートナーが使い込みでもしない限り、
大丈夫なのですが(笑)、
あくまでも準備したのは授業料面です。
子どもが進学後節約生活になることは間違いありません。
いずれにしても頑張っていかないといけませんね。