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手賀沼アララギ短歌会

千葉県我孫子市で開催している短歌会のブログです。一緒に短歌を楽しみませんか。

会員募集

千葉県我孫子市で歌会を開いています。 初心者歓迎。。一緒に短歌を楽しみませんか。 歌会は原則毎月第2日曜日13:00-16:30。。 場所は我孫子市内(駅前けやきプラザ他)。 講師は「新アララギ」代表の雁部貞夫先生および「新アララギ」選者の今野英山(当会代表)が交互に務めます。。。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 内容は短歌作品の相互批評、および講師による添削指導や関連知識の講話などです。。 会費は月1500円(2012年3月改訂)。。見学は1回まで可能で、無料です。 問合せは次のアドレスにお願いします。 eizan@plum.ocn.ne.jp(手賀沼アララギ短歌会)

講師・雁部貞夫先生の歌(2017年6月)

2017年08月15日 | 講師の作品

新アララギ 2017年6月号より

・沈黙の茂吉と活力に充ちし文明と敗戦日本の対極示す
・春の光雪の原野に充ちみちて川蛇行せり大石田にて
・最上川蛇行のさまのしるければ葛飾の奥戸を思ふかの雁の歌
・最上川渡りて「次年子(じねご)」の蕎麦食はむ空腹感をしばし抑へて
・山へ入る迂回路あれど雪深しあきらめよとぞ「次年子」の蕎麦は
・大石田へ戻りて吾ら蕎麦を食ふ妻は熱きを吾冷たきを

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講師・吉村睦人先生の歌(2017年6月)

2017年08月15日 | 講師の作品

新アララギ 2017年6月号より

・父も母も兄も姉も生きざりし齢(よはひ)を我は生きてゐる
・野性化し葉の硬くなりし韮なれど幾度か摘む汁に炒めに
・柵の中土筆はあまた生えをれど水道局は入るを許さず
・三角形の二辺をわれは杖に行く一辺は坂上がり坂下る故
・先生の歌ひしハシドイはこれならむ円錐花序にて白色四弁
・ 「土屋先生の破れ傘」と言ひて差し上げて皆に見せたる茅野貫一氏

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