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手賀沼アララギ短歌会

千葉県我孫子市で開催している短歌会のブログです。一緒に短歌を楽しみませんか。

会員の作品(2025年2月)

2025年03月23日 | 会員の作品
*新仮名遣い

今野英山:夕暮れて逆光となる教会の路に緑十字(ファーマシー)のネオンが光る(新アララギ2025.2)
高橋毬枝:飾り爪装ふをとめの手元見ぬ家事は手袋とくつたくのなし(新アララギ2025.2)
麦島和子:花を生け持ち寄りの菓子楽しみて友らと語り過ごせし家なり(新アララギ2025.2)
岸野トモヱ:*母逝きて十三年目の大寒は雷(いかずち)とどろき春はかけよる(歌会2025.2)
大倉康幸:*落ち着いて見れば問題見えて来る時間があるのは貴重なること(新アララギ2025.2)
相川盈子:*政党が政策示さぬ選挙戦日本の未来いよいよ見えず(新アララギ2025.2)
宮本通代:カーテンを開くれば今朝は結露の窓つい昨日まで夏日続きしに(新アララギ2025.2)
丸山幸子:*それぞれの人生背負ってやってきた八年ぶりの同窓会に(新アララギ2025.2)
鈴木英一:池の端に並びて休む鴨数多近寄り見れば川鵜も鷺も(歌会2025.2)
東寿美枝:ポトポトと空から降り来る下の句を忘れまいぞとスマホに入れる(新アララギ2025.2)
今野礼子:*遠く来て病癒しし姫の名の松虫寺に一つ鐘撞く(新アララギ2025.2)
桂 崇人:*若さとは生命力だ爆発だ「短歌ノート」を書き綴(つづ)りゆく(歌会2025.2)
安達和治:貧なりし生家をわれは嫌えども父母は豊かにわれ育めり(歌会2025.2)
高木千春:この池に魚はいないと飛び去りぬ翡翠(かわせみ)のごと色鮮やかに(歌会2025.2)
三宅信子:*幸せな朝の目覚め今しばし羽毛の中に沈もりおりぬ(歌会2025.2)



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