2021年9月歌会の中止（リモート歌会に変更）

手賀沼アララギ短歌会の2021年9月歌会は、新型コロナによる緊急事態宣言延長のため中止となりました。

同日、同時間（9月12日（日）13：00）よりリモート歌会に変更します。
参加希望者には事前に歌稿が送られます。
講師は今野です。

リモート歌評会のお知らせ（８月歌稿）

２０２１年８月歌会が中止となりましたので、下記の要領で「リモート歌評会」を開催します。

・日時：２０２１年9月5日（日）13：00～15：00
・用意する物：8月歌会の雁部先生添削済み歌稿
・環境：カメラ付きパソコンもしくはスマートフォン
・今野が司会者となり、参加者の歌を順に二人づつ感想や意見などを言い、その後自由討論。
・参加希望者には今野からZOOMの招待メールを送るので、該当するところをクリックして立ち上げでスタート。詳細は後日参加希望者に連絡します。

前回参加できなくて、今回あたらに参加希望の方は今野までご連絡ください。
事前に接続や画像・音声のテストを行います。
前回はスマートフォンでも出来ましたので、是非チャレンジしてください。

会員の作品(2021年7月）

三谷和夫：九十二年生き来し吾ぞすこやかに九十年生きよと赤子を抱く（新アララギ2021.7）

佐々木フミ子：振り向きてくれざるものか夢に立つ母は後ろ姿にいつも髪梳く（新アララギ2021.7）　

今野英山：温暖化と早咲き品種はもつれあひ三月くれなゐの躑躅は満開（新アララギ2021.7）

高橋毬枝：五部咲の染井吉野をわが活けてリモート参加の心をほぐす（新アララギ2021.7）

麦島和子：＊望んでも無理な事とは知りながら白寿の母へ小言を言いぬ（新アララギ2021.7）

大倉康幸：＊ラジオ講座終了と知り悩みだす生活のリズムどう変えようか（新アララギ2021.7）

相川盈子：＊働きすぎよと友持ちくれしライラック匂い吸い込み野良に出でゆく（新アララギ2021.7）

宮本通代：筑波根に続く山並萌え出づる緑の数の数へきれぬも　3.11（歌会2021.7）

丸山さち子：＊赤人も愛せし花かツボスミレ河原の隅に人知れず咲く（新アララギ2021.7）

講師の歌（2021年7月）

新アララギ　2021年7月号より

雁部貞夫先生（新アララギ代表）
・越前によき人ありて蟹たまふ何飲まむかと地下の貯蔵庫
・わが胸の思ひを知るや五十年李朝の 蕪かぶらの酒瓶を愛す

今野英山　当会代表（新アララギ選者）
・彼岸前の都心につつじ咲きさかる歳時記もはや役には立たず
・春なれば春にしたがふ花がよし季節まどはす花は仇花