手賀沼アララギ短歌会

千葉県我孫子市で開催している短歌会のブログです。一緒に短歌を楽しみませんか。

会員募集

千葉県我孫子市で歌会を開いています。 初心者歓迎。。一緒に短歌を楽しみませんか。 歌会は原則毎月第2日曜日13:00-16:30。。 場所は我孫子市内(駅前けやきプラザ他)。 講師は「新アララギ」代表の雁部貞夫先生および「新アララギ」選者の今野英山(当会代表)が交互に務めます。。。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 内容は短歌作品の相互批評、および講師による添削指導や関連知識の講話などです。。 会費は月1500円(2012年3月改訂)。。見学は1回まで可能で、無料です。 問合せは次のアドレスにお願いします。 eizan@plum.ocn.ne.jp(手賀沼アララギ短歌会)

新アララギ福島歌会が開催

2013年06月25日 | トピックス
6月23日(日)に福島市内で「新アララギ福島歌会」があり、手賀沼アララギからも今野が出席しました。

講師は雁部貞夫先生で、東京や新潟、仙台などからの参加者も含めて40名の出詠でした。

東日本大震災から2年と3か月、福島歌会とはいえ震災や原発を歌う人は次第に少なくなってきました。
それでも今回の40名の内、12名が震災や原発に関連した歌を出していました。

前日は地元の出席者との懇親会、大いに交流を深めることができました。
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原発事故を予見した歌集『青白き光』の英語版が発行されました

2013年06月20日 | トピックス
新アララギの会員で、福島原発事故を予見し告発した佐藤祐禎さんの歌集『青白き光』の英語版が発行されました。(電子書籍Kindle)
残念ながら佐藤祐禎さんは今年3月に永眠され、英語版の発行には間に合いませんでした。
英語版の概要は以下の通りです。

書名:Tanka Poetry Collection『A Bluish White Light』
編集:Yasunaga Tatsumi
翻訳:Amelia Fielden
出版:JARC Corporation
価格:5US$

入手方法:電子書籍端末Kindleを購入した上で、購入(ダウンロード)。購入した内容はパソコンやスマートフォンなどで自由に見ることができます。

この電子書籍は、歌集『青白き光』の中から原発に関連する短歌を抜粋して編集・翻訳したものです。
書名:歌集『青白き光』
著者:佐藤祐禎
出版:いりの舎
価格:700円
注文方法: chumon@irinosha.com または 03-6413-8526(FAX)

英語版の翻訳者Amelia Fielden氏は、ドナルド・キーン賞を受賞したオーストラリア人で日本文化に精通した女性です。
なおKindleはアマゾンの運営する電子書籍で、世界の中で圧倒的なシェアを誇っています。
Kindle画面
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2013年7月歌会はありません

2013年06月11日 | 歌会のお知らせ
例年通り、7月の歌会は講師先生の属している「新アララギ」の全国大会があるためお休みとなります。
次の歌会は、8月11日(日)です。
あらためて掲示いたします。
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会員の作品(2013年5月)

2013年06月11日 | 会員の作品
三谷和夫:故里の家出でし者この墓に入るはならずと母つぶやきし(新アララギ2013.5)
佐々木フミ子:三人(みたり)の子育てつつ返し来しローンの終はりてみれば古り古りしわが家(新アララギ2013.5)
細田雄子:姫神山を遠くに見つつ啄木を語りて歩みし友いかにゐむ(歌会2013.5)
松本ゆき:束の間を青春時代に戻りしごと媼らの熱唱「青い山脈」(歌会2013.5)
木村和子:わが家にも来よと急ぎて蜜柑を置く隣家に目白のなく声聞きて(新アララギ2013.5)
千葉照子:画紙や本焼かじとカーテンを引きたれど強き日射は差し入りてくる(歌会2013.5)
坂巻志津江:定家かづら匂ふさ庭に草を取る今日の仕事のありてうれしき(歌会2013.5)
須田博:アベノミクス株高円安続けども我が家の景気は低調のままなり(歌会2013.5)
今野英山:拾ひこし木の根に鷲を彫り上げき飛びたたむとして瞠りし鷲を 日系人強制収容所(新アララギ2013.5)
高橋毬枝:わが父の光学レンズの技のこと子は知らずして同じ道ゆく(新アララギ2013.5)
小熊宗克:芽吹き時の赤松林なまめきて松茸はらむ気配にじます(歌会2013.5)
山崎日出男:水張りし田に映りてゐる昼の月さざなみ立ちて消えていきたり(歌会2013.5)
岸野トモヱ:若き日に心に誓いし事の有り果たせぬままに日々の過ぎゆく(歌会2013.5)
大倉康幸:間から競うごとくに顔を出すつつじの花は離れて見たし(歌会2013.5)
小那覇暁美:朝早く空に伸びゆく飛行機雲真白き富士の高嶺に向かう(歌会2013.5)

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講師・雁部貞夫先生の歌(2013年5月)

2013年06月10日 | 講師の作品
新アララギ 2013年5月号より

・葱嶺を描きし絵あればしばし思ふ若く逝きにし友幾人(いくたり)か 横山史郎画展
・この山の写真一枚前にしてルート論じき夜の更けるまで
・久々に『法顕伝』を読み返す山中に同行慧景の息絶えし箇所を
・鉄索にすがり谷越えし老法顕南無釈迦牟尼とただに唱へて
・南はインド北はパミールの分水嶺テントに過しき雪の幾夜か
・七月のさなかに草原は秋の色羊数百その草を食む
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講師・吉村睦人先生の歌(2013年5月)

2013年06月10日 | 講師の作品
新アララギ 2013年5月号より

・気になりし税申告を終へて来て目につく即ち桜餅買ひぬ
・今日来れば君の奥つ城の要の木いたく茂りて墓石覆ふ
・ボールとバット持てる若き日の写真見て病ひの床に子規は嘆きき
・茎太き鉢の浜木綿広き葉の緑ゆるやかに波打たせをり
・「兎月」にて汁粉食ふことを「遂げる」と言ひここに寮生活送りし若き日の母
・花付かぬ藤は鉢ごと水に浸けよ歌会最中(さなか)の園芸指導
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