手賀沼アララギ短歌会

千葉県我孫子市で開催している短歌会のブログです。一緒に短歌を楽しみませんか。

会員募集

千葉県我孫子市で歌会を開いています。 初心者歓迎。。一緒に短歌を楽しみませんか。 歌会は原則毎月第2日曜日13:00-16:30。。 場所は我孫子市内(駅前けやきプラザ他)。 講師は「新アララギ」代表の雁部貞夫先生および「新アララギ」選者の今野英山(当会代表)が交互に務めます。。。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 内容は短歌作品の相互批評、および講師による添削指導や関連知識の講話などです。。 会費は月1500円(2012年3月改訂)。。見学は1回まで可能で、無料です。 問合せは次のアドレスにお願いします。 eizan@plum.ocn.ne.jp(手賀沼アララギ短歌会)

2023年2月歌会のお知らせ

2023年01月21日 | 歌会のお知らせ
開催日  2023年2月12日(日)午後1時~4時30分
会 場  手賀沼湖畔 アビスタ第4学習室
講 師 「新アララギ」選者・代表 雁部 貞夫先生
内 容  短歌作品の批評、添削指導
会 費  1500円/月(半年分を前払いで支払います。中途入会は月数に応じて支払い

歌稿(短歌3首)は、2月2日(木)必着で担当者(大倉)まで提出してください。
新型コロナによって歌会が中止の場合もあります。その場合は雁部先生に添削をしてもらいます。
またその添削結果をテキストとして、後日リモート歌評会をおこなう予定です。

☆なおこの日は、10時より同じ部屋にて次年度の計画を話し合う「世話人会」を開催します。世話人の方だけではなく参加可能な方はぜひ出席をして議論に参加してください。(歌会が中止の場合は誌面でのやりとりとなります)

☆歌会は見学もできます。(一回にかぎり見学は無料) 事前に短歌3首を提出すれば批評・指導が受けられます。

☆雁部先生は全国で屈指の短歌結社「新アララギ」の代表・選者です。登山家としても知られています。
歌集「ゼウスの左足」で島木赤彦文学賞を受賞しました。

☆見学もしくは会への参加を希望される方は下記にメールしてください。
eizan@plum.ocn.ne.jp 手賀沼アララギ短歌会・今野英山
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会員の作品(2023年1月)

2023年01月21日 | 会員の作品
佐々木フミ子:母の辺に何して我は遊びゐし日差しあまねき長き廊下に(新アララギ2023.1)
千葉照子:豆挽きて細く湯を注(つ)ぎ香り立つ「ケニア」の味はひ舌に広がる(歌会2023.1)
今野英山:石塀の砂岩の模様ジグザグと記号短歌のごとくなじめず(新アララギ2023.1)
高橋毬枝:秋の七草「おすきなふくは」と語呂合せ何度も唱へて心に刻む(新アララギ2023.1)
麦島和子:夫に添い歩ける道のかたわらの花に心よる吾に気づきぬ(新アララギ2023.1)
岸野トモヱ:*賀状もどり行方知れずになりし友懐かしき顔今はいづこに(歌会2023.1)
大倉康幸:*植物は土を選ぶという言葉心に残って木を見て回る(新アララギ2023.1)
相川盈子:*この語り総理のときにあったなら菅氏の弔辞に心がうごぐ(新アララギ2023.1)
宮本通代:帆をはらみ霞ヶ浦に浮かぶ船わかさぎ漁(いさ)りしは昔の話(新アララギ2023.1)
丸山幸子:鰻への茂吉の歌を思い出で酒ひとふりし鰻を食す(新アララギ2023.1)
鈴木英一:桂浜に龍馬が歩きし白砂踏み潮の音聞きてはるか沖見る(歌会2023.1)
永盛佑樹:灯火を消さぬようにとつつみこみ影が浮かんだ父の手のしわ(歌会2023.1)
東寿美枝:退院せし夫がベッドに大の字となりて家の空気がうまいと言ひぬ(新アララギ2023.1)
今野礼子:*「飛行船ツェッペリン号土浦へ」蔵に古びし新聞の記事(新アララギ2023.1)
桂 崇人:*冬の陽をサンサンと浴びて歩き出す今年もゆっくりゆっくり行こう(新アララギ2023.1)
高木千春:*雨が降る寒い冬の夜は鍋よりも懐かしい顔に心温まる(歌会2023.1)
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講師の歌(2023年1月)

2023年01月21日 | 講師の作品
雁部貞夫先生(新アララギ代表)
・「函太郎」の酢めしはさすがに暖かし焼きし穴子が口にとろける
・小池光のやさしき歌には毒もある当り前だよ文学だもの

今野英山 手賀沼アララギ短歌会代表(新アララギ選者)
・霞みたる遠き湖岸のその奥に筑波はそびゆ双耳ならべて
・五人にて風にあらがひ帆をあげる伝統たもつは容易にあらず
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