手賀沼アララギ短歌会

千葉県我孫子市で開催している短歌会のブログです。一緒に短歌を楽しみませんか。

会員募集

千葉県我孫子市で歌会を開いています。 初心者歓迎。。一緒に短歌を楽しみませんか。 歌会は原則毎月第2日曜日13:00-16:30。。 場所は我孫子市内(駅前けやきプラザ他)。 講師は「新アララギ」代表の雁部貞夫先生および「新アララギ」選者の今野英山(当会代表)が交互に務めます。。。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 内容は短歌作品の相互批評、および講師による添削指導や関連知識の講話などです。。 会費は月1500円(2012年3月改訂)。。見学は1回まで可能で、無料です。 問合せは次のアドレスにお願いします。 eizan@plum.ocn.ne.jp(手賀沼アララギ短歌会)

講師・吉村睦人先生の歌集「夕暮の運河」

2012年01月09日 | トピックス
手賀沼アララギ短歌会の講師をされている吉村睦人先生が第3歌集「夕暮の運河」を上梓しました。
吉村先生は新アララギの代表であり編集委員です。

出版は短歌新聞社であり、同社が間もなく解散するため、最後の新現代歌人叢書となります。

先生からは先の1月8日の歌会において、この歌集を全員に配っていただきました。

・文学と思ひて何でも出来るごとく錯覚してゐし一時期のあり
・土の中にすでにあるらむ草の芽の様を思ひてわれは眠る
・青々と羊歯のしげれる崖の下われの心は少したちなほる
・汚れゐる水と思へど夕暮れの運河の面(おもて)しばしかがよふ
・少年らの非行の根本原因は総理よあなた達の出鱈目にある
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2012年2月歌会のお知らせ

2012年01月09日 | 歌会のお知らせ
開催日  平成24年2月12日(日)午後1時~4時30分
会 場  手賀沼湖畔 アビスタ第3学習室
講 師 「新アララギ」選者 雁部 貞夫先生
内 容  短歌作品の批評、添削指導
会 費  1800円/月

参加希望者は2月2日(木)必着で歌稿(短歌3首)を詠草担当者(今野)まで提出してください。

☆見学もできます。(見学の場合は1000円/回) 事前に短歌三首を提出すれば批評・指導が受けられます。
☆雁部先生は全国で屈指の短歌結社「新アララギ」の編集委員・選者です。登山家としても知られています。最近 歌集「ゼウスの左足」を刊行しました。
☆参加希望者は下記にメールしてください。
teganumaararagi@goo.jp 手賀沼アララギ短歌会
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会員の作品(2011年12月)

2012年01月09日 | 会員の作品
三谷和夫:とろろ汁兄弟九人分けて食みき今わが擂りて思ふまま食ふ(新アララギ2011.12)
佐々木フミ子:黄帽子の光りて遊ぶ子らの声除染されたる園庭にひびく(新アララギ2011.12)
関澤喜久子:こぞの米ひそかに業者買ひ漁り農家に米の無しと友言ふ(新アララギ2011. 12)
細田雄子:雨晴しの渚にたかぶり思ひたり馬並めて駆けし国守家持(新アララギ2011. 12)
小口勝次:礼文島香深港より利尻島鴛泊港へと名の良き地を行く(新アララギ2011. 12)
松本ゆき:境内に椎の実拾ひふるさとの里山を恋ふともどちを恋ふ(歌会2011. 12)
木村和子:雲動き黄金の稲田に影おとす農の不安を思ひつつ行く(新アララギ2011. 12)
千葉照子:霜月の日差し仄かに暖かく小蠅二匹が絵に止まりたり(歌会2011. 12)
須田博:オーダーのスーツ身に付け思ふらく服に身体を合はせし時代を(歌会2011.12)
今野英山:歴史なき町といへども若者の溢るるこの地に住めば楽しも(新アララギ2011. 12)
高橋毬枝:「助けて」といふ汝に一瞬動揺し身支度五分にてタクシーとばす(新アララギ2011. 12)
小熊宗克:雪の朝白きは白しと言うべきか会議へ向う足どり重し(歌会2011. 12)
山崎日出男:風鐸はみ寺の庇に静かなり孤高を生きし吾が師のごとく(歌会2011. 12)
岸野トモヱ:親族(うから)らが枕を並べてザコ寝する修学旅行を彷彿の通夜(歌会2011. 12)
金井加代子:人生に四季のあることありがたし春夏もよし秋冬もまた(歌会2011. 12)
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