手賀沼アララギ短歌会

千葉県我孫子市で開催している短歌会のブログです。一緒に短歌を楽しみませんか。

会員募集

千葉県我孫子市で歌会を開いています。 初心者歓迎。。一緒に短歌を楽しみませんか。 歌会は原則毎月第2日曜日13:00-16:30。。 場所は我孫子市内(駅前けやきプラザ他)。 講師は「新アララギ」代表の雁部貞夫先生および「新アララギ」選者の今野英山(当会代表)が交互に務めます。。。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 内容は短歌作品の相互批評、および講師による添削指導や関連知識の講話などです。。 会費は月1500円(2012年3月改訂)。。見学は1回まで可能で、無料です。 問合せは次のアドレスにお願いします。 eizan@plum.ocn.ne.jp(手賀沼アララギ短歌会)

2023年3月歌会のお知らせ

2023年02月27日 | 歌会のお知らせ
開催日  2023年3月12日(日)午後1時~4時30分
会 場  我孫子駅前 けやきプラザ8階第2会議室
講 師 「新アララギ」選者 今野英山(当会代表)
内 容  短歌作品の批評、添削指導
会 費  1500円/月

歌稿(短歌3首)は、3月2日(木)必着で担当者(大倉)まで提出してください。

なお10時より同じ部屋にて、手賀沼アララギ短歌会の「2022年度総会」を開催します。
会員の方は出席をお願いいたします。

☆歌会は見学もできます。(一回にかぎり見学は無料) 事前に短歌3首を提出すれば批評・指導が受けられます。

☆見学もしくは会への参加を希望される方は下記にメールしてください。
eizan@plum.ocn.ne.jp 手賀沼アララギ短歌会・今野英山
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会員の作品(2023年2月)

2023年02月27日 | 会員の作品
2023年2月作品抜粋  *は新仮名遣い

佐々木フミ子:古書市に手に取る『大人のグリム童話』開けばふとも煙草が匂ふ(新アララギ2023.2)
千葉照子:胸腹の翡(ひ)色(いろ)定まり翡翠(かはせみ)のわが画の完成漸く近し(歌会2023.2)
今野英山:神族にありとあらゆる進化あり人の弱みにつけ入る神も(新アララギ2023.2)
高橋毬枝:すぐ散りし金木犀に返り花甘くかをりしその黄金色(新アララギ2023.2)
麦島和子:*母の死に声あげ泣きたる吾が背なを静かに撫でる夫に気づきぬ(新アララギ2023.2)
岸野トモヱ:*牧畜が危機にあるらし飼料など輸入だのみの日本の今(歌会2023.2)
大倉康幸:*文献がファイルされたまま眠っている思い出いつか捨てねばならぬ(新アララギ2023.2)
相川盈子:*おのが死の迫るを知らず逝きし君持ちくれし柿ふたつ残れり(新アララギ2023.2)
宮本通代:四苦八苦しながらZOOMを立ち上げぬホストとなりてミーティングを進む(新アララギ2023.2)
丸山幸子:心の痛みがわかる司祭になりたいと言いいし君が得たる鬱病(新アララギ2023.2)
鈴木英一:コロナ禍に確たる見通しなきままに規制が緩むこれでいいのか(歌会2023.2)
東寿美枝:「忘れた」と夫の一言で終りたる私たちの歴史思ひ出してよ(新アララギ2023.2)
今野礼子:*幾億年樹液は小さき虫抱き妖しきまでの琥珀の光(新アララギ2023.2)
桂 崇人:*その笑いに何度救われたことだろう「陽の波動」を持ちたる父よ(新アララギ2023.2)
高木千春:*五十路過ぎ初めて父となりし友夜泣きつらいと笑顔に語る(歌会2023.2)
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講師の歌(2023年2月)

2023年02月27日 | 講師の作品
雁部貞夫先生(新アララギ代表)
・ヒマラヤの勇者も今や意気地なし階段見上げ溜息しばし
・「断捨離」と得意になりて言ふ勿れ老いの命を棄てよと言ふか

今野英山 手賀沼アララギ短歌会代表(新アララギ選者)
・勲一等あはれなるかな目の前の利益大事にてその身亡ぼす
・一票のためならサタンと手を結ぶ神の顔したサタンと知りて
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文学掲示板 2023年2月

2023年02月01日 | トピックス
手賀沼湖畔文学の広場にある「文学掲示板」、2023年2月は「手賀沼アララギ短歌会」の歌が6首掲載されています

・さらさらの雪が翌朝まだ残るちょっと記憶に残しておきたい
(柏 大倉康幸)

・くちばしにて葉を綴じ合わせ巣を作る雪加の雄の映像樂し
(取手 木下和子)

・わが孫の月満ちまさに生れむとす九天四海をその身に秘めて
(柏 今野英山)

・まぁなんてふはふはなんでせうと裸足にて堂の廻りの桜踏みし母
(柏 高橋毬枝)

・小さき子も声はりあげて鬼やらい平穏であれ子らの行く末
(つくば 宮本道代)

・冬枯れの田畑に響くエンジン音田おこし始まるか春はもうすぐ
(柏 麦島和子)
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