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手賀沼アララギ短歌会

千葉県我孫子市で開催している短歌会のブログです。一緒に短歌を楽しみませんか。

会員募集

千葉県我孫子市で歌会を開いています。 初心者歓迎。。一緒に短歌を楽しみませんか。 歌会は原則毎月第2日曜日13:00-16:30。。 場所は我孫子市内(駅前けやきプラザ他)。 講師は「新アララギ」代表の雁部貞夫先生および「新アララギ」選者の今野英山(当会代表)が交互に務めます。。。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 内容は短歌作品の相互批評、および講師による添削指導や関連知識の講話などです。。 会費は月1500円(2012年3月改訂)。。見学は1回まで可能で、無料です。 問合せは次のアドレスにお願いします。 eizan@plum.ocn.ne.jp(手賀沼アララギ短歌会)

講師・雁部貞夫先生の歌(2012年4月)

2012年04月11日 | 講師の作品
新アララギ 2012年4月号より


・幾十度(いくそたび)この海峡を渡りしか時には甲板(デッキ)にワンカップ飲みて  来島海峡にて
・妻在らば金(かね)の不自由なかりしと先生語りき旅の宿りに
・わが妻に飯(いひ)をよそひし島の朝「一寸やけるね」と本音の如く
・星に詳しき先生なりき空見上げ星なき東京の夜空嘆けり
・若き日の相聞一首「彼(か)の人」を問へば「ヒミツ」と微笑みたりき
・あの人はいつも見送りくれたりと広瀬きみさんを言ひき共に今亡し
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講師・吉村睦人先生の歌(2012年4月)

2012年04月11日 | 講師の作品
新アララギ 2012年4月号より

・素枯れたる姥百合の茎なほ立てり山にあるごとく超然として
・「人あらばかはす愛も自然に」と歌ひし時の先生の心思ふ
・妻の見るテレビの音も気にならずわが耳ほどほどに遠くなりゐて
・八十二年使ひきて老朽化進めどもまだ一つも部品は取り替へず
・案の定多額の寄付も受けてゐきいち早く原発再稼働をとなへし政治家ども
・民家の上飛ぶ軍用機を搦め取る大き巣を張る蜘蛛はをらぬか
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