こんにちは。
昨日の記事のアクセス数が多くて、「何書いたっけ?」と思いだせない私。
あぁ痩せた記事か!!!
あ、生きてますよ。
====================================
最近外来でお会いする方で、多くて気になることがあるので記事にします。
先生には手術を勧められたけれど、手術は嫌なので、自分で食事療法で癌を小さくしようと試みた。(⇒結果、初診時より進行)
先生に、抗がん剤を勧められたけれど、その間の体調がどう変わるのか、その後どのくらい体調の変化が続くのかわからず戸惑う。(この気持ちは、すごくわかる。わかるし、不安そうに「抗がん剤治療をこれから受ける方へ」というパンフを持ってらっしゃったので、(私も同じ薬を使ったので)、ぶしつけに私から、声をかけた)。
自分が抗がん剤してる間に、家族の食事の用意とか、家族を私が守る立場なのに、迷惑をかけるから、治療を辞めたほうがいいのかなって思う。
ここ最近、告知後に手術や標準治療を断ったり、自分は治せると信じている人に、外来でよく出会う。
どなたも、50代から60代初めくらいの、しっかりしたご家庭のおくさま。という雰囲気。旦那様が付き添っていることも多いくらい。
私ね。自分もそうだったから、偉そうなこと言えないけれど
どうして
癌っていう病気に限っては、冷静な落ちついた判断を見失いがちなんだろうって思う。
私だけは奇跡が起こるってなぜか思う。
自分だけは奇跡が起きて、癌が食事や代替療法や?とにかく素晴らしい結果が起こるってなぜか思う。
私も、抗がん剤治療前日まで、駆けずり回ったからさ。他の治療ないかなって。
なんでだろう?いい大人が、奇跡とか信じるのなぜだろう?
私最近、おもうんだけどね。
ちょっと、ここ
お医者さんが読んでてくれたら嬉しいんだけどね。(読んでないと思うけどね)「正常性バイアス」がかかってしまうんだろうなって思う。
乳癌のほとんどは、自覚症状がないから、青天の霹靂。霹靂も霹靂なのね。
自分に起きていることが、まるで他人事。
まるでだまされているかのような感覚。
物凄い天災の時に、多くの人が「正常性バイアス」行動で、逃げ遅れたとも聞きます。
ウィキベティアによれば
自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまう人の特性のこと。
自然災害や火事、事故、事件などといった自分にとって何らかの被害が予想される状況下にあっても、それを正常な日常生活の延長上の出来事として捉えてしまい[2]、都合の悪い情報を無視したり、「自分は大丈夫」「今回は大丈夫」「まだ大丈夫」などと過小評価するなどして、逃げ遅れの原因となる
これは人間の本能らしいので、
ココで、できたら本人を身近な人が支えてくれたらいいんだけど
家族も第2の患者と言われるので
(例えば私の親は、いまだに現実を受け入れてないし、説明しても頭に入らないみたい)
家族も一緒に、正常化バイアス行動を起こしている場合があるので
やっぱり、医療従事者が支えてほしい。
大学病院の外来は、主治医もナースも忙しすぎる。
フォローする場所であるはずの。「癌相談支援センター」は予約制。
いつでも、どこでも話をできる場所。冷静に戻る場所がほしい。
主治医も、正常化バイアス行動が出ることを念頭に、お話してほしい。
つまり、ゆっくりと、なんども、噛み砕いて、話をする。
ほおっておいたら、どうなるかを冷静に正確に伝える。
相手が落ちついたところで、ベストを尽くすこと、希望を話す。
あのね。
癌って水ぼうそうじゃないから、つらいよね。
でも、これが結核や、ハンセン氏病だったら?
昔は死を覚悟した病気だったけれど、今自分が結核だったら?
・・・・治療するよね。まずほとんどの人が、病院で治療するよね。
食事や体質改善は基本だから、大事だとしても、それだけで治るって思わないよね?
使える治療法は使うよね?
ココからは、経験をもとにした素人の私なりの私見。
癌はね、少なくとも乳癌はね、切れるって先生がいうなら
切ったほうがいいと思う。
※個々の事情や人生観もあるけど、そこはちょっと置いといてね。
5年から10年かけて、できあがった悪性腫瘍が数カ月の、運動や温活や食事でそりゃ、消えたらいいけど、やっぱり難しいと思うわ。
私、術前抗がん剤やる前、全部やってたけど、大きくなったもの。
術前抗がん剤中も、米ぬか1日2回入ったし、食事制限もしてたし、できる限り身体も動かしてたけれど、ACで悪化したこともあった(ドセがきいたからよかった)
治療中に脳転移が疑われてMRIの結果が出るまでの間、もしもの覚悟も一回したよ。
(ちょっと、趣旨から外れていますが)
標準治療を受けたうえで、こんな怖い思いをした私ですから
とっとと、先に、おっぱい手術しておけばよかった~~~~~~~。
というのが、正直なところ。
(先生は、多分乳首を残す可能性を考えてくれたと思うんだけどね)
あのね
家族に迷惑かけるかもしれない。
(副作用が軽かったら)かけないかもしれないけど。
迷惑かければいいじゃない。
ご飯なんて、どうにでもなるじゃない。
(家族がいて、旦那さんが付き添ってくれるくらいだし)
もし、家族に介護が必要な方がいるなら、ケアマネージャーさんに相談すれば、解決策を考えてくれます。
術後のしんどさや、動きにくさを考慮しても、
治療の山場は、半年~1年未満くらいのもの。
家族の世話を優先して、自分の身体がひどいことになって、困るのはだれ?
自分。そして、あなたの家族です。
手術を怖がって、お胸を残したい気持ちは、痛いほどわかるけど
それは年齢で区切るものではないのもわかるけど、
(でも、もう孫もおられるお方で、出産も授乳も経験されてて、お胸も残したいって、
私からしたら、贅沢よ~~~~~(笑)私も吸われる母の喜びを体験したかったぜ)
お胸にこだわって、治療できるものを、放置するのと
温存か、再建かして、さっさと新しい自分の身体を愛してあげるのと
どっちが、得だと思う?
大丈夫よ
人間は、嫌というほど、自分のことが大好きだから。
どんな自分でも、あっさり好きになれるし、慣れるものです。
大丈夫よ。
あなたが、治療で家事ができなくても、大概のことは何とかなるもの。
だって、生きなくちゃ。
生きてくれたら、絶対、誰かの役に立つんだから。
もちろん治療は、しんどいから
納得して受けるべきだから、セカンドオピニオン、サードオピニオン、受けたらいいわ。
受けたほうがいいかもしれない
(最初の病院でステージ4をステージ3と誤診されてた方がいたから)
でもね
奇跡を信じて、自分だけは奇跡が起きることを信じて
その奇跡が起きなかったときの代償。その代償が大きすぎるのよ。
(もちろん奇跡が起きてる人もいるよ!奇跡が起きてよかったって思うよ。)
※でも、言っておくけど、
ひえとり健康法推奨してる麻酔科医のまきちゃん先生だって、卵巣がんの手術はしてるからね。ここ重要!!!
少なくとも乳癌は
切り取れる臓器でよかった。
治りやすい臓器でよかった。
再建できる臓器でよかった。
辛いけれど、幸い。
不幸中の幸い。
治療法のある病気でよかった。
乳癌はね
治療の過程で、心が傷つくよね。
まだ若いのに、自慢のおっぱい
愛してくれた人が愛してくれた臓器を取り去る
しこりはおっぱいだけなのに
いきなり、生殖機能も奪われる(若い私たちは、その副作用とも付き合う)。
つらいよね。
だから、
いまより、もっと幸せにならなきゃね。
辛いけど、幸せにならなきゃね。
損して得取らなきゃね。
大丈夫。
昨日の記事のアクセス数が多くて、「何書いたっけ?」と思いだせない私。
あぁ痩せた記事か!!!
あ、生きてますよ。
====================================
最近外来でお会いする方で、多くて気になることがあるので記事にします。
先生には手術を勧められたけれど、手術は嫌なので、自分で食事療法で癌を小さくしようと試みた。(⇒結果、初診時より進行)
先生に、抗がん剤を勧められたけれど、その間の体調がどう変わるのか、その後どのくらい体調の変化が続くのかわからず戸惑う。(この気持ちは、すごくわかる。わかるし、不安そうに「抗がん剤治療をこれから受ける方へ」というパンフを持ってらっしゃったので、(私も同じ薬を使ったので)、ぶしつけに私から、声をかけた)。
自分が抗がん剤してる間に、家族の食事の用意とか、家族を私が守る立場なのに、迷惑をかけるから、治療を辞めたほうがいいのかなって思う。
ここ最近、告知後に手術や標準治療を断ったり、自分は治せると信じている人に、外来でよく出会う。
どなたも、50代から60代初めくらいの、しっかりしたご家庭のおくさま。という雰囲気。旦那様が付き添っていることも多いくらい。
私ね。自分もそうだったから、偉そうなこと言えないけれど
どうして
癌っていう病気に限っては、冷静な落ちついた判断を見失いがちなんだろうって思う。
私だけは奇跡が起こるってなぜか思う。
自分だけは奇跡が起きて、癌が食事や代替療法や?とにかく素晴らしい結果が起こるってなぜか思う。
私も、抗がん剤治療前日まで、駆けずり回ったからさ。他の治療ないかなって。
なんでだろう?いい大人が、奇跡とか信じるのなぜだろう?
私最近、おもうんだけどね。
ちょっと、ここ
お医者さんが読んでてくれたら嬉しいんだけどね。(読んでないと思うけどね)「正常性バイアス」がかかってしまうんだろうなって思う。
乳癌のほとんどは、自覚症状がないから、青天の霹靂。霹靂も霹靂なのね。
自分に起きていることが、まるで他人事。
まるでだまされているかのような感覚。
物凄い天災の時に、多くの人が「正常性バイアス」行動で、逃げ遅れたとも聞きます。
ウィキベティアによれば
自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまう人の特性のこと。
自然災害や火事、事故、事件などといった自分にとって何らかの被害が予想される状況下にあっても、それを正常な日常生活の延長上の出来事として捉えてしまい[2]、都合の悪い情報を無視したり、「自分は大丈夫」「今回は大丈夫」「まだ大丈夫」などと過小評価するなどして、逃げ遅れの原因となる
これは人間の本能らしいので、
ココで、できたら本人を身近な人が支えてくれたらいいんだけど
家族も第2の患者と言われるので
(例えば私の親は、いまだに現実を受け入れてないし、説明しても頭に入らないみたい)
家族も一緒に、正常化バイアス行動を起こしている場合があるので
やっぱり、医療従事者が支えてほしい。
大学病院の外来は、主治医もナースも忙しすぎる。
フォローする場所であるはずの。「癌相談支援センター」は予約制。
いつでも、どこでも話をできる場所。冷静に戻る場所がほしい。
主治医も、正常化バイアス行動が出ることを念頭に、お話してほしい。
つまり、ゆっくりと、なんども、噛み砕いて、話をする。
ほおっておいたら、どうなるかを冷静に正確に伝える。
相手が落ちついたところで、ベストを尽くすこと、希望を話す。
あのね。
癌って水ぼうそうじゃないから、つらいよね。
でも、これが結核や、ハンセン氏病だったら?
昔は死を覚悟した病気だったけれど、今自分が結核だったら?
・・・・治療するよね。まずほとんどの人が、病院で治療するよね。
食事や体質改善は基本だから、大事だとしても、それだけで治るって思わないよね?
使える治療法は使うよね?
ココからは、経験をもとにした素人の私なりの私見。
癌はね、少なくとも乳癌はね、切れるって先生がいうなら
切ったほうがいいと思う。
※個々の事情や人生観もあるけど、そこはちょっと置いといてね。
5年から10年かけて、できあがった悪性腫瘍が数カ月の、運動や温活や食事でそりゃ、消えたらいいけど、やっぱり難しいと思うわ。
私、術前抗がん剤やる前、全部やってたけど、大きくなったもの。
術前抗がん剤中も、米ぬか1日2回入ったし、食事制限もしてたし、できる限り身体も動かしてたけれど、ACで悪化したこともあった(ドセがきいたからよかった)
治療中に脳転移が疑われてMRIの結果が出るまでの間、もしもの覚悟も一回したよ。
(ちょっと、趣旨から外れていますが)
標準治療を受けたうえで、こんな怖い思いをした私ですから
とっとと、先に、おっぱい手術しておけばよかった~~~~~~~。
というのが、正直なところ。
(先生は、多分乳首を残す可能性を考えてくれたと思うんだけどね)
あのね
家族に迷惑かけるかもしれない。
(副作用が軽かったら)かけないかもしれないけど。
迷惑かければいいじゃない。
ご飯なんて、どうにでもなるじゃない。
(家族がいて、旦那さんが付き添ってくれるくらいだし)
もし、家族に介護が必要な方がいるなら、ケアマネージャーさんに相談すれば、解決策を考えてくれます。
術後のしんどさや、動きにくさを考慮しても、
治療の山場は、半年~1年未満くらいのもの。
家族の世話を優先して、自分の身体がひどいことになって、困るのはだれ?
自分。そして、あなたの家族です。
手術を怖がって、お胸を残したい気持ちは、痛いほどわかるけど
それは年齢で区切るものではないのもわかるけど、
(でも、もう孫もおられるお方で、出産も授乳も経験されてて、お胸も残したいって、
私からしたら、贅沢よ~~~~~(笑)私も吸われる母の喜びを体験したかったぜ)
お胸にこだわって、治療できるものを、放置するのと
温存か、再建かして、さっさと新しい自分の身体を愛してあげるのと
どっちが、得だと思う?
大丈夫よ
人間は、嫌というほど、自分のことが大好きだから。
どんな自分でも、あっさり好きになれるし、慣れるものです。
大丈夫よ。
あなたが、治療で家事ができなくても、大概のことは何とかなるもの。
だって、生きなくちゃ。
生きてくれたら、絶対、誰かの役に立つんだから。
もちろん治療は、しんどいから
納得して受けるべきだから、セカンドオピニオン、サードオピニオン、受けたらいいわ。
受けたほうがいいかもしれない
(最初の病院でステージ4をステージ3と誤診されてた方がいたから)
でもね
奇跡を信じて、自分だけは奇跡が起きることを信じて
その奇跡が起きなかったときの代償。その代償が大きすぎるのよ。
(もちろん奇跡が起きてる人もいるよ!奇跡が起きてよかったって思うよ。)
※でも、言っておくけど、
ひえとり健康法推奨してる麻酔科医のまきちゃん先生だって、卵巣がんの手術はしてるからね。ここ重要!!!
少なくとも乳癌は
切り取れる臓器でよかった。
治りやすい臓器でよかった。
再建できる臓器でよかった。
辛いけれど、幸い。
不幸中の幸い。
治療法のある病気でよかった。
乳癌はね
治療の過程で、心が傷つくよね。
まだ若いのに、自慢のおっぱい
愛してくれた人が愛してくれた臓器を取り去る
しこりはおっぱいだけなのに
いきなり、生殖機能も奪われる(若い私たちは、その副作用とも付き合う)。
つらいよね。
だから、
いまより、もっと幸せにならなきゃね。
辛いけど、幸せにならなきゃね。
損して得取らなきゃね。
大丈夫。
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