遺伝カウンセリング外来続き。
ここからは遺伝カウンセリング関係なしの話題。
前から気になって困っていること
抗がん剤後の困りごと
味覚(ソフトクリームの味がイマイチわからない)
手の感覚(物が掴みにくい)
認知(明らかに前と比べてオカシイ)
ドクター曰く
タキサン系を使っているから末端神経に影響はでる、
神経は少しづつ回復するけど、どこでのびどまるかは人それぞれ。
脳に関しては脳幹に抗がん剤は入らないと言うけれど…
抗がん剤はパワーの強いくすりだし、脳に癌は飛ぶし。
絶対影響無いとは思えないよね。
年齢を重ねれば、確実に変わっていく部分もある
あなたはまだ若いから、どこまで伸ばしていけるか、あと10年後の加齢に備えられるか、だよね。
脳に良いとされていることは血流を増やすこと
それには運動、栄養、ストレスケア、睡眠、疲れないようにする
命を助けるために、無くした物もあるのは仕方ない
でも、悔しいよね
前できてた事が出来ないのは悔しいよね
それでも、手持ちにあるカードで生きていくしかない
あなたは、乳がん卵巣がんの遺伝子異常はなかった。
今回の癌は交通事故みたいなもの。
例え、遺伝子異常があっても日々の生活習慣に勝る予防はないと思うよ。
手持ちのカードでいきていく
ならば、そのカードをいかに最大限に活かすかをかんがえたほうがいいよね。
と、話してくれました。
私としても…やっと聞きたかった言葉を専門医から、はっきりと聞けて良かった。
みんな、ケンモホロロに
抗がん剤のせいじゃない、他のとこ、受診しろ。で、おわってた
論文もいくつもの出てるし、周りの患者さんたちこんなにも同じ意見があるのに。
わたしは、この体でどうしていくか、どう生きるか、しりたくて原因を、探してるのに
誰かのせいにするつもりはないのに。
体は先生に救って貰ったけれど元のわたしはどこに行ったのだろう…
いまはだいぶ、この自分に慣れてきたし当初より、幾分後遺症も和らぎつつある…
けれど、治療後の一番辛かったとき
包丁を、落としたり
物別れがひどかったり
マルチタスクができなくなったり
悔しかった
怖かった
認知については、精神科のテストでもひどい結果だったし。
だから、なんというか自分なりの落とし所をドクターが話してくれたことで救われる部分があった。
その日…
院内のコンビニで、昔一緒に働いていたドクターをお見かけした。わすれてるだろうな、私のこと。だって最後にあったのは私が28のときだもの。
おそるおそる…
覚えててくれた(フリかも😆)
うれしかったな石〇先生。
クリスマスのささやかな
けれど、たしかな暖かい思い出プレゼント。