おっぱいとわたし 2016.12.3右乳癌告知 HER2(3+)ホルモン陰性浸潤径1.5cmステージ1

告知時、37歳独身 卵子凍結済
時々糖質制限、栄養療法ネタあり😸

うたかたの夢

2022年04月03日 23時24分06秒 | がん朋
今年も桜が咲いた
今年も同じ場所で桜が咲いた
どうして私はここにいるのかな
どうして私は独りで空を見上げてるのかな
約束したのに
約束したよね

会いたいな。
旅立った君へ
そっちはどうだい?

いいところに決まってる

癌とも。

2020年09月06日 22時43分58秒 | がん朋
※本日のブログは病気を経験した物同士の友達付き合いについて。
ややこしい内容。
読み手の体調や状況によっては明るい内容には、なりません

不快に思うヒトもいて当然

なので…
読むのは自己判断でおねがい、

これは、わたしが私に贈る
慰めの言葉

行き場のないやりきれなさ
それを鎮めるための言葉

誰かを非難批判、毛頭ないです

みんな必死
わたしも、必死

ただ…それだけ。









では、はじまります。



同世代の癌とも。
同世代だからこそ
わかり合える
でも

同世代だからこそ
難しい。

あるひとは
再発して、不安定になり

直前までわたしと入院のためのグッズの貸し借りについて(わたしが胸帯を貸すことになっていた)やりとりしていた…
でも、突然、攻撃的に。

仕方ない事なのだろう。


あるひとは
ほぼ完治してて…
突然のラインブロック

思い当たる節が、なくて。

最悪…
いや、そんなはずはない。
あってたまるか

数ヶ月前に一度ラインする程度
会うのは1年に一度?

思い当たる節が、なくて。

ブロックするってことは、もう二度と会いたくないって事よね。

せめて、ひとりになりたいくらいの
嘘でもいいから言ってって思うけれど。
ブロックって人生ではじめてだったし
気持ちの共鳴をしてきたからこそ
ショックも一際だった

はたまた、あるときは
勉強会で出会って
たまたま、同じ病院で
主治医も、同じで意気投合…したとおもったのは私だけだろうか、

外来で、顔見つけて、あいさつしたら
無視され…

わたし、なにかしたのかな…
わたし、無神経なこと、したのかな…

そして
再々発して、体調がすぐれない友達

わたしなにも、できない

いや、なにもって事はない
なにか、できるだろう

なにかできるならば、なんでもしたい。

そのことを伝えて
じっと、待っている。

わかってる

なにも、頼みたくない
なにも、頼めることない

それを考える余裕もない。

わたしだって再発してるかも
(現在も、懸念は晴れてない)
濃厚疑いだったとき

何度も何度も
生死を見つめて
考えてた

誰かに縋りたい

でも
だれにも縋れない

自分で、この体とこの状況で
ぐっと拳をにぎって闘うしかない。

あの暗闇と
閉塞感と
絶望と失望感

経験した者しかわからない。


体の一部を失うさみしさ

それが、自分のアイデンティティとも言える場所であること

生きる事への
執着
なんとしてでも
この病魔から逃げ切りたいという
相手の見えない戦いと焦燥感と

誰かと競争してるわけじゃないけど

まわりの健康な友人と
人生の水をあけられたような
それまでのわたしの努力をあざ笑われたような

治療がおわったら
終わったで

同世代の、
キラキラしたサバイバーに圧倒され

癌で人生変えた!とか
伴侶を見つけた!とか
子どもを産んだ!とか
転職した!
起業した!
とかの


幾つかの!マークから
逃れるように
静かに、パソコンを、閉じてみる。

わたしは
未だに癌を乗り越えたり
さらには超人的な事なんて
できないし

望んでないし
なのに
やっぱり羨ましくて。

一筋の乾いた涙の幻想をみる。




そんなことで
わたしは、同世代の人を外来で見かけると声をかけずにはいられない

声をかけるのは
勇気がいるよ
ほんとは怖いよ
だけど
あの時のわたしは
ひとりで泣く場所もなくて
卵子凍結のこと
相談する人もいなくて

心細くて

まるであの時の自分を助けるみたいに

声をかけてしまう

声をかけて、
あ~やめときゃ良かった

なんか、腹立たしいってこともあるよ。

自分のお人好し加減や
おせっかいに
自分でイライラすることだってあるよ

免疫さがったやんって思う


だけど、
それなのに

きっと
これからも
わたしは
声をかけてしまうだろう

自己満足

自己憐憫

他者投影

だけど
あの時
わたしは
ひとりで歯を食いしばっていた
わたしを
誰かが抱きしめてくれたら

なんとか踏ん張っていた私の体を

誰かにすこしだけ
ほんの少しの時間でも
代わりに
私の重みを
支えて欲しかったから


やめときゃ良かった

そう思っても

きっと
また

やっぱり余計なお世話なのかな…

わからないけど。

明日があるなら

明日があるから

きっと。





よくないこと。よいこと。

2018年03月22日 17時44分24秒 | がん朋
前述のがんともからメール来た。

かんがえたくなかったこと、がかいてあった。

現在の抗がん剤が効かなくなったから、薬を変えた。
ケイタイ機種変更。


最悪ではないけれど、いいことではない。

わたしは、私を避けていた、ということにしようとしていた。
考えたくなかったし、
もしそうだったら、私自身はつらいけれど
最悪ではない。

そして他人ごとではない。

私と彼女は同じサブタイプ、同じそう効率。

他人ごとではない。

けれど、わたしが彼女を追い詰めていたわけではなく
そのこと自体は、安堵した。

やはり自分がかわいく、自分が加害者ではないことに安堵するのだ。

午前中、メンタルクリニックでこの件について相談していた。
カウンセラーは「他人と自己を投影しすぎる」「他人をコントロールしようとしている」

と言った。

投影はわかる。投影しないほうが無理ではないか?
コントロール?

コントロールもくそもない。
勝率が上がることは、なんでもしたいし
情報を一人で集めるなんて不可能。
コントロール?

決して追い詰めたくはないけれど
生きることに必死。

「他人より優位に立ちたい」

そうなのだろうか・・・・。

他人に指摘される自己イメージと
自分の自覚しているイメージが異なるのって戸惑う。

来月からリワーク参加。
私からすれば、健康な人たち(うつ)の中で、
いかに自分が刺激されずに
他人を刺激させずに生活していくか。

まずは訓練。

時間の流れが、治療前で止まっていることは昨日書いたとおり。
1年前の告知以前の話をしていたら
思わず、涙ぐんだ。

自分でも驚いた。
もう人前で泣くことはないと思っていたのに。

時間薬は、わたしにはまだ効いていないらしい。
1年前のことが、まだ3日くらいしかたっていないような
感覚なのだ。



「リワーク参加して、癌が悪化しないかと懸念します」
と言われた。

悪化って(-_-;)

癌の知識って、専門家と当事者以外、全然知らないものなのよね(-_-;)

悪化って(-_-;) もう一度書いてみた。

こういうことに、ひとつひとつ慣れていくことが、社会に復帰する第一弾なのだろう。

悪化って・・・3回書いた。

もうだれも離れていかないでほしいな。

2018年03月14日 18時33分49秒 | がん朋
健康施設で、この間の(着信拒否)のお友達の
近況をうかがう。

そこにも通っていて、顔色もよさそうとのこと。

よかった、

それならよかった。

やはり、同病のともの様子が違うと、一番に頭に浮かぶのは
よくないこと、

でも、体が調子よさそうなら、それならいい。
それでいい。

もしかしたら、落ち着いて、気が変わって向こうから連絡が来る日があるかもしれないし
ないかもしれないし
健康施設で会うかもしれないし
会わないかもしれない

でも変わりなく過ごしていてくれたなら、それでいい。

私も、完治のために
自分のためだけに集中しよう。

今は自分のことだけで精いっぱいだもの。
この病気、インフルエンザと違うから
ずっと自分と向き合っていく。
心のアップダウンは、誰にもある。私にも当然ある。ありすぎる。

変わりなく過ごしていてくれればそれでいい。
それはお互いに、絶対そう思い合ってることだけは確か。

それでいい。

でも、
もうこれ以上、誰も私から離れていかないでほしい。

病気になる前の大失恋
パワハラによるうつ病失職
病気でおっぱいとサヨナラ
社会での立ち位置喪失
術後の失恋
そして最近出会った人からの心ない質問攻撃(これはこんかつカテで後日書こうかな)

この先、病気のことを言ったら離れていく人や
勝手な憶測で噂する人にも会うだろう

病気前後に失ったものが大きすぎて
もう誰も私のそばから離れていかないで。って思う、

もちろんそばにいてくれる人だけを大事にしていけばいいんだけれども。

それが一番大事なのだけれども

それだけでは
私の人生は、すこしさみしい。

大事に思った人とは、ずっと交流していきたいと私は思っている。
なのに、どうして私は、うまくそれをやっていけないんだろう。


かなしみといたみ

2018年03月13日 18時01分42秒 | がん朋
私には、わたしとほぼ同日入院、手術したがんのお友達がいる。

いた。かもしれない。

きのう、メールしたら、急に着信拒否されてた。

その方とは、同じサブタイプ、同じ治療そう効率、そしておなじ健康施設に
通っていたことがわかり、なにかと気心がしれていた、はずだと思っていた。

治療中にその方は、皮膚転移が分かり、
私も自分のため、そしてなにかさんこうになればと、自分か調べたり、選択した治療や
自由診療の治療中に医師に教わった事を、メールしたりしていた。
月1回くらいかなー。


迷惑だったらいってくださいね。とは伝えていた。

情報は自分で調べるのは、偏るし
子供を育てながら、仕事と家事をしながらの治療をする彼女には
その時間がないとも、思った。

私は独身、子供なし、実家だから
自由診療を選べるし、栄養の知識も得られる。
だったら栄養のことは、お伝えしたい。

そう思ってのことだったし
私自身、そうすることで、なにか、自分が支えられているような感覚もあった。

結局迷惑だったんだろうな。


やさしいあの人がそこまでしなきゃいけないくらいに
わたし、負担をかけたんだ。

わたしが良かれと思ってやったことや
私の良心ってなんだったろう

私はこれから自分の何を信じて、行動していけばいいのだろう。

この先謝る機会は来るのかな。

心を許して、打ち解けあったあとの
拒絶は、失恋のかなしみや痛みにも似て。

途方に暮れる