Konemyのベル

『毎日を特別なものにする為』
その日の総括、思う事、省察……
ここは「のべる」場です。

朧に食われた月夜にまた彼に逢える気がした

2020年01月09日 20時31分34秒 | 日記
おはようございます。

新春、睦月・孟春は一年の中で

最も乾燥している時期とされます。

その分、火災も多いです。

しかし、雨が降らないわけでもないです。

先日は「春の嵐」などと騒がれたものです。

そんな春の私の楽しみ。

朧月です。

霧や靄で滲んで見える月です。

朧月夜は思うものです。

また彼に逢えるのではないか、と。

2016年5月20日。

旧知の仲であった音楽家が

脳腫瘍でその短い生涯を終えた。

彼との一番の思い出は

当時初等教育高学年

あるクリスマスの日

友人たち三人で約三十キロの道のりを

九時間かけて歩いたことである。

何か目的があったわけではない。

ただ歩いたのだ。

雑談を交わしながら、ただ歩いたのだ。

今ではとても交わした内容を思い出せないほど下らない

そんな雑談を交わしながら、ただ歩いたのだ。

彼は私が今まで出逢ってきた人達の中で

最も尊敬する人物であった。

惜しい。本当に惜しい。

彼の作曲した曲を聴くと

未だ涙が浮かぶ。

自然が大好きだった彼の曲には

自然が数多く登場する様に思う。

「雲」や「空」を名前に冠する曲もいくつか。

そして、ふと思ったのだ。

『雨霽月朦朧之夜』

陰陽重なる大禍時と似た状況なら

もしくは……

久しぶりに友と会う機会を目の前にして

何か思う事があったのでしょう。

彼と迎えられなかった事、非常に悔やまれます。

              それでは bye! Konemy

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