
鎌田浩毅著 東洋経済新報社
ISBN978-4-492-04371-4 p53より引用
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5/人と会う前にやっておくべきこと
◎大事な話は名刺の裏にメモを取る
相手と重要な情報を交換したら、
きちんと記録しておく必要があ
ります。特にアルコールが入っ
たりすると、その場の会話がど
んなに盛り上がっても、翌日に
はきれいさっぱり記憶から抜け
落ちていることがあります。
ですから、人と会う際には、必ずメモを
持参するのが鉄則です。
いざというときに筆記具を確保
していることが、人脈術の第一
歩なのです。自分が持ち合わせ
ている上着のすべてに、前もっ
て短い鉛筆と紙きれを仕込んで
いる新聞記者の話を聞いたこと
があります。(略)
社会人でペンを持たないで外に
出るのは、武士が丸腰で往来に
繰り出すのと似ています。そう
イメージすると、手ぶらで外に
出ることもなくなります。
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▼久し振りに面白い本に出逢え
ました。ほとんどすべてが役に
立つ内容です。それも平易な言
葉で書いてありますからわかり
やすく頭脳に直接しみこむよう
です。
↑外へ出るときは必ずメモ用紙
をポケットに忍ばせる。大事な
ことですね。
この間も散歩中に道を尋ねられ
てなかなか口では伝えにくいも
のです。メモと鉛筆があれば随
分と楽に説明できるのにと思っ
たものです。書いているうちに
自分でも道の様子を思い出すこ
とが出来ます。そしてメモを破
ってお渡しすれば、お役に立て
ると思います。
メモ用紙が散歩の必須アイテム
になりました。
