ヲタクのくせにネ申すブログ

会いたい時に会いたい人に会えるうちに会いに行く。

12/21 山口活性学園 WE ARE THE RUN 3@大阪 行ってきた。

2014-12-23 00:41:19 | 山口活性学園

12/21の山口活性学園3周年記念ワンマンライブツアー

WE ARE THE RUN 3の大阪会場行ってきました。

山口活性学園とは、山口のご当地アイドルでかなり地元密着型の活動を展開している

アイドルグループです。

ここまで12/6の名古屋ワンマン、12/14の東京ワンマンをそれぞれ行ってきたんですが、

どちらも評判が良かったので、かなり楽しみにしてました。



開場18時の開演18時半だったのですが、開場時間が15分押しており、

まだリハーサルの音も聴こえてくるような状況でした。


やっと開場して中に入ってみると、

リハーサルの熱をそのまま残したかのようなムンとした暑さに

少し息苦しくなりました。

その後も続々とヲタクが入場し、会場はほぼ満員状態に。




スモークがたちこめはじめ、いよいよかなと思った矢先、照明が落ちました。

一気に高揚感に支配される客席。

会場後方に設置されていたスクリーンにワンマンのタイトルが表示され、

7名ひとりひとりが名前とともに映しだされる映像。

それに反応してメンバーの名前を叫ぶヲタクの声。

最後にIt's showtime!という文字がスクリーンに映し出され、

客席の意識がグッと舞台に集中、そして次々と登場するメンバー。

曲が流れ、眩しいくらいの照明に照らされたメンバーの動きがシンクロし始めた瞬間、

客席のボルテージは一気に上がり、山活の初大阪ワンマンライブは始まりました。

















最高でした。




メンバーの熱いステージに応えるかのような客席の熱気。

もっぴーこと常岡もいが最後に自分たちの売りは熱量だけど、

客席の熱量が凄すぎて負けないように頑張ったと発言していましたが、

本当に熱気の煽り合いなんじゃないかと錯覚したほど会場全体が熱かった。

一体感という言葉は今この会場のためにあるとさえ感じました。




そんな一体感にライブ中はずっと心地よさを感じながらも、

僕はずっとわかりませんでした。

どうして彼女たちのパフォーマンスにこんなに惹きつけられるのか。

手の指先から足の爪先まで意識の行き届いたメンバーひとりひとりのダンスは

時に繊細で美しく、時に圧倒的な爆発力を持っていたし、

細かいフリまで揃えてくるダンスのシンクロ率の高さには胸が震えました。



でもそんなダンスの技術だけではこのパフォーマンスの魅力を語れない気がして、

これは一体何なんだろうとライブ中ずっと考えてました。




その答えは、最後のリーダーYulyの言葉にありました。

山活の楽曲は歌詞に想いがとてもつまっていて、それを伝えたいのだ、という内容の言葉。

こうやって字面にすると、なるほどどうってことはない、

よくあるアーティストだかが言いそうなことです。

しかし、ワンマンライブを観た後にこの言葉を聴くと、

今までつっかえていたものがストンと胸に落ちるような感覚で納得してしまえた自分がいました。

ライブでのメンバーひとりひとりのダンス、

表情が走馬灯のように蘇り、この言葉に裏付けされているような気がした。

ダンスのシンクロ率が高いことは前述しましたが、

彼女たちはマインドもシンクロしているのだ、と気付いたのです。

一点の曇りもなく、ワンマンライブで想いを伝えること、

ただそれだけが彼女たちを突き動かしているんだと信じられるような、

信じさせてくれるような魅力が彼女たちのパフォーマンスにはあった。





僕は自分の目で見たものしか信じないし、

パフォーマンスに精神論みたいなものを持ち込むのも全く好きではないけれど、

自分の目で見たものしか信じないからこそ、

今目の前で繰り広げられる山活のパフォーマンスのこの得体のしれない魅力が、

溢れだす想いなんだという以外、説明がつかない、と思いました。



そんな魅力的なパフォーマンスをしていたメンバーの目にが浮かんだのは、

ライブ終盤に披露した曲、Placeの時でした。

Yulyの表情に少し違和感を感じ、どうしたのだろうと思って注意深く見てみると、

目が潤んでいるのが確認でき、泣いているのだ、と気付きました。

同じように森脇ゆいの目にも涙が浮かんでいるのがわかりました。

まだ最後の曲というわけでもないのに、涙するメンバーを目の当たりにし、

楽曲の良さもあいまって胸がジンと熱くなり、

気付くと涙するメンバーに向かって届くはずのない手を伸ばしている自分がいました。

それくらい、照明に照らされて光るメンバーの涙は美しかったし、愛おしかった。



そして、この大阪ワンマンライブ一番最後の曲であるウタカタノウタでは、

メンバー全員の目に涙が浮かんでいました。




彼女たちにとっては3年目にして初めてのワンマンライブツアー

そして、県外のライブは今回の大阪でラスト。

最後の曲で色々な想いが交錯し、涙となって溢れ出しているのだとわかりました。

曲が終わった後のメンバーの安堵したような、放心したような表情は印象的でした。



余談ですが、ライブ後はメンバーの直筆メッセージカードを1枚選んで持って帰れます。

僕がもらったのはYulyのメッセージカード。

ライブ後にこの質問をするのは多分野暮ですね。




終始素晴らしいライブでしたが、

あえて見どころを挙げるとすれば、

山塚はるのがセンターを務め、

ツアータイトルとも少し被っているRUN

まずこの山塚はるのちゃんですが、本当にこの山活の象徴的なメンバー。大天使。

冗談みたいに可愛い。

顔が好みとか好みじゃないとかそうゆう次元の話ではもはやない。

何をしていても本当に可愛い。

こんな子が人類にいるのか?というレベル。

僕が遠い昔に失くしてしまったものを全て持っているような、まさに大天使です。

しかし、ダンススキルはとても高く、スタイルの良さもあってライブ中は圧倒的な存在感を放つ。

RUNは、そんな彼女の真骨頂です。




一夜明けた今日もまだあのライブの余韻が残ってます。

まるで、知らぬ間に彼女たちの溢れ出した想いをすくい取って持ち帰ってしまったように。

そしてまだまだこの余韻に浸っていたい、と思ってしまうのです。


是非一度彼女たちのライブを観て、

自らの手で彼女たちの溢れる想いを両手いっぱいにすくい取ってみてほしいと思います。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿