親とアイドルの死に目には会いたい。
ということで行ってきました、強がりセンセーション上條笑果の卒業公演。
強センは昨年春東京に来てから個人的には割とガッツリハマったアイドルでした。
きっかけは知り合いのヲタクに誘われてたまたま行った強センのワンマンライブ。
ハマった理由はキャッチーな楽曲と、メンバー全員全力120%のパフォーマンス、
そして、今回卒業するえみけこと上條笑果ちゃん。
物販対応ももちろん好きでしたが、
彼女のライブ中の笑顔がめちゃくちゃ好きでした。
そんなわけで、昨年の夏に学業都合で彼女が活動休止になったのをきっかけに
強センにも全く行かなくなってしまい、
昨年秋の復帰後も1回だけしか行けませんでした。
そんな経緯で迎えた今回の卒業公演だったのですが、簡単に感想を。
「センサーはセンター」で幕を開けたライブ。
Overtureが終わり、照明に照らし出された上條笑果の顔はもう既に泣き出しそうで、
大丈夫かなと心配になりましたが、
ライブが進むにつれていつも通りの笑顔で踊る彼女が見られて、
来てよかったなぁと純粋に思いました。
余談ですが、
今回のライブで一番おもしろかったのは笑果ちゃんのコールでした。
このライブで初めて聞いたのですが、「超絶可愛い!」でもなく、「お前が一番!」でもなく、
「これって恋かな!笑果!」でした(笑)
いかにもガチ恋ヲタクいっぱいいそうなコールだなと。
印象的だった場面は、アンコール1曲目「#夢の続き」で曲の始まりと同時に広がったオレンジサイリウムの海。
凄く綺麗でした。
でもこの美しい光景が卒業のはなむけだと思うと切なくて、
オレンジサイリウムに照らされる笑果ちゃんの笑顔は相変わらず眩しくて…
胸が痛くなりました。
この光景を見たゆあぴょんの顔がすぐ涙をこらえて歪んだのを覚えています。
今回の卒業公演で強く感じたのは、
笑果ちゃん本人も言っていた、
一番のライバルであり、仲間であるゆあぴょんこと市川結愛との関係性。
ライブ中随所に出てきたのが、強センはここまで山あり山ありだったという話。
強がりセンセーションは楽曲もパフォーマンスもかなりいいので、
個人的にもっと売れるというか、ヲタクが付いてもいいと思っているのですが、
グループとして何かもうひとつだなぁと感じる理由のひとつが、メンバーの流動性の激しさです。
以前も書いた気がしますが、
やはり、グループというよりは好きなメンバー個人を応援するというのがヲタクの基本スタンスなので、
お目当てのメンバーが卒業してしまうと必然的にそのグループの現場から足が遠のき他界、という
よくあるパターンを繰り返していて、
結果的にヲタクの母数を増やせていない気がしてすごくもったいないなと勝手に思ってます。
話がそれましたが、何はともあれ、一番グループとして苦しい時を一緒に過ごした2人の関係性がよく見えたライブだったなと。
最後の楽曲「#煌めいて」では、最後の最後、曲が終わる直前で目を合わせ、
頷き合う2人がなんかとても良かったなぁとしみじみ感じました。
この卒業公演の映像ですが、youtubeでフルアップロードされていたので、
このシーンをもう一度動画で見ようとしたのですが、見事に白飛びしてました。
脳内に焼き付けた記憶を無限ループして我慢しようと思います…
ポジティブな上條笑果とネガティブな市川結愛、
一見正反対な2人が強がりセンセーションでライバルとして、仲間として共に活動し、
一番つらい時期も2人で乗り越え、
強がりを強さに変えてきたこの2人がいたからこそ、
今の強センがあるんだなぁと。
卒業宣言も印象的でした。
最後の「#煌めいて」が終わり、
涙を詰まらせながら最後の挨拶をしたものの、その直後の
「上條笑果、今日で卒業します!」という卒業宣言に迷いはなく、カッコよかったです。
そして、卒業宣言の後に「スマイルシーユーアゲイン!」と唐突に英語をぶっこみ、
メンバー、ヲタクともに驚かせたのですが、
卒業を決意したものの、メンバー、ヲタクとの別れを惜しむ彼女の、彼女なりの、最後の強がりだったのかな、
とか勝手に思ったりしながら、
これからも彼女にとって素敵な夢の続きが見れますように…
と願っています。
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