かえるところ

田舎のおうちで何をしよう。ひとまず家族でリフォームし、私は野菜を作ってみよう。

アトリエ改造計画

2005-10-28 23:27:39 | アトリエ
古家の隣に築3、40年ほどの新宅が建っている。

内部の壁は私たちの記憶にも新しい、
きらきらが入った土壁でできている。

ぼろぼろとホコリのように
絶えず落ちてきて大変。

そこで壁に漆喰を塗ることに。
ついでに柱などもちょっと濃い色で塗り
アクセントになるようにしてみよう。

ということで、
手始めにカーテンレールをはずして、
あ、プラスドライバーがいる、
やっと取ってきたら、
こどもがやりたいやりたいって、
やっとなだめたら今度は
カーテンレールの隙間にあしながばちが。
父登場でハチを退治してもらったと思ったら、
ねじのところに今度はかめむし。

かめむしちゃん、あなた、くさいのよ。

やっとそれをクリアしたと思ったら、
隣のカーテンレールは要マイナスドライバー。
また納屋に取りに行って、
踏み台に上ろうとしたら、
踏み台の上がごみだらけ。
だれのしわざ!?
ついでに付近もそうじきをかけ。

そんなこんなをしていて、
やっとカーテンレールを三本とることに成功。

なにするのも大変ね。

べんがら

2005-10-28 23:19:47 | 古民家再生
べんがらの試し塗り。

べんがらとは赤土でできた
防虫防腐効果のある塗料。
その不思議な名前は
ベンガル地方に由来するという。

写真手前の木片、
上部が柿渋、下部がべんがら入り黒顔料。

たいてい、べんがらを混ぜた塗料の上から、
柿渋などでコーティングする。
この辺りの工程は様々な方法があるのだろう。

明治生まれのこの古家、
見ての通り、腰板の塗料がはげかけて、
風情ある姿に。

はげた部分からはべんがらの赤い色が。

昔と同じやりかたで建物に
今また新たに息を吹き込むのは、
なかなかよいもんじゃ。