ファンヒーター

我が家の石油ファンヒーターが1年も経たずに壊れたので、メーカー保証期間内でもあるので修理に出しました。
火がついても数分で消えてしまう事態。

家まで来てくれるというので取りに来るのかと思いきや、その場で直します、というのでびっくり。
玄関で修理してくれましたが。。。



一目見るなり、「あ、原因は分かりましたよ」。。。分解もしていないのになんで？？？

「温風の吹き出し口が白くなっているのはシリコーンのせいですよ」。。。んん？？？
「柔軟剤を使った洗濯物を部屋干ししている部屋で利用していませんか？？？」

確かに。洗濯好きのカミさんが毎晩やっていて、特に平日は毎晩部屋干し。

「柔軟剤で使われているシリコーンが空気中に漂い、それを吸うと故障するんですよ」。。。知らなかったーーーー！！！

空気中に漂って吸ったシリコーンが機械にへばりついて、埃とかゴミと感知されて、すぐに火が消えてしまう原因になってしまうそうです。

「説明書にも書いてあるんですけどそこまで読まないですよね笑」。。。はい。そのとーりです。

修理後に改めて読んでみたら注意事項でヘアスプレーだの柔軟剤だのシリコーンについて書いてあったけど、
同時に利用はしないでください、って書き方で、まさか部屋干しも同時利用に含まれるとは到底想像できなかっただろうから。。。
いや、柔軟剤が空気中に漂うなんて事すら知らなかったので、多分ちゃんと説明書を読んでいてもやっていたと思いますが。

という事は・・・過去の石油ファンヒーターもこれが原因でつかなくなり、買い替えていた可能性がある。

思い返せば、実家を出て生活した高校、大学、社会人独身の20年近くに及び、冬はエアコンではなくずっと石油ヒーターだったけど、
この20年間でも2～3台くらいしか使っていないはず。10年に1台買い替えるペースだったのに、最近はどうも早いなーと思っていましたが。
適当な独身時代は柔軟剤なんて使っていなかったので、どうやら洗濯に柔軟剤まで使う丁寧なカミさんと生活開始して以来、実はファンヒーターには優しくない生活だったようです。

それも今までは4～5年で壊れていたので使い過ぎかな？保証期間も過ぎているので新品に買い替えようか・・・くらいの感じでしたが
今回はたまたま1年以内で壊れたので保証期間内でもあるので修理に出した事で、驚愕の事実を知ったワケでありました。

前置きが長くなりましたが、中はこんな感じです。

新品


シリコーンに汚染されまくり

円の上部もその周囲にも、白いものが溶けた砂糖みたいにへばりついていました。
円の周囲の黒い線は、炎の跡。

ちなみにもう1台の写真も見せたら


あー、この白いのは間違いなくシリコーンが原因ですよ。

壊れる前に部屋干し部屋ではヒーター利用禁止にしなくては。

今回はいい勉強になりました。ちなみに製品は国内大手の有名メーカー器具。
どこのメーカー製品もシリコーンはダメだそうです。
今回は保証期間内で無償でしたが、本来はだいたい￥15,000位になるそうです。








1つ気になったのは、修理後に改めて読んだ説明書には

「シリコーンが原因の故障は保証外となります」

。。。迅速な対応、ありがとうございました。