ヤマサナエのヤゴ

以前にも掲載したが今回は終齢と中齢が同時に捕れたので並べてに撮影。サナエトンボ科の中でも終齢幼虫は大型で30mm。体型は体高があり腹部は扁平で腹先部に向かうに連れて細くなり、脚の付け根付近に最も細毛が多い。成虫になるまで2年〜4年かかり羽化のシーズンはゴールデンウィーク頃。
生息環境

流れが緩やかな中流と小川や水路に棲み底に潜り込んで生活。オニヤンマのヤゴと生息環境が重なり大型なのでオニヤンマのヤゴと間違えやすい。どちらかと言えばオニヤンマは林に囲まれた細流を好み、ヤマサナエは開けた場所にある砂泥底の小川や水路をより好む。この水路ではオニヤンマと共生する。
撮影用に持ち帰ったサナエトンボの飼育セットの一例

河川種でも流水にする必要は無く、池のヤゴと同じセットで、ケースの中の環境を棲んでいる環境に合わせてあげればOK。暖房無しの常温室内飼育。カルキ抜きをする必要はなく、水道水をそのまま朝と夕方に全交換。水深は3cm程度。エサは生きたアカムシを一日一回適量。採集して持ち帰って撮影したらリリースする前提で、一時的な預かりだけれど、命ある生きものには違いなく、取り扱いはなるべく慎重かつ丁寧にを心がけている。また、ヤゴの知られざる行動が観察できるので、それもまた楽しい。

以前にも掲載したが今回は終齢と中齢が同時に捕れたので並べてに撮影。サナエトンボ科の中でも終齢幼虫は大型で30mm。体型は体高があり腹部は扁平で腹先部に向かうに連れて細くなり、脚の付け根付近に最も細毛が多い。成虫になるまで2年〜4年かかり羽化のシーズンはゴールデンウィーク頃。
生息環境

流れが緩やかな中流と小川や水路に棲み底に潜り込んで生活。オニヤンマのヤゴと生息環境が重なり大型なのでオニヤンマのヤゴと間違えやすい。どちらかと言えばオニヤンマは林に囲まれた細流を好み、ヤマサナエは開けた場所にある砂泥底の小川や水路をより好む。この水路ではオニヤンマと共生する。
撮影用に持ち帰ったサナエトンボの飼育セットの一例

河川種でも流水にする必要は無く、池のヤゴと同じセットで、ケースの中の環境を棲んでいる環境に合わせてあげればOK。暖房無しの常温室内飼育。カルキ抜きをする必要はなく、水道水をそのまま朝と夕方に全交換。水深は3cm程度。エサは生きたアカムシを一日一回適量。採集して持ち帰って撮影したらリリースする前提で、一時的な預かりだけれど、命ある生きものには違いなく、取り扱いはなるべく慎重かつ丁寧にを心がけている。また、ヤゴの知られざる行動が観察できるので、それもまた楽しい。