この週末は毎年欠かさずに観察しているサナエトンボの羽化に期待して河川へ訪れた。

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED+C-PLフィルター
土曜日は最低気温が一桁台、日中の最高気温が16度で朝から晴れのコンディション。
その条件だと経験上、羽化も越冬トンボの活動も微妙なところ。ただ、4月上旬なので例年通り羽化のシーズンがスタートしなくてはならない時期。そう思いながら羽化ポイントをチェック。すると...
ダビドサナエ 雌(羽化)

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED
鬼の居ぬ間に...上陸からの発見は叶わず10ショットも切らない内に飛んで行った。現地でお会いしたトンボ仲間のIさんが前日に訪れ、羽化殻も皆無だったと言う事なので、おそらくここでの今シーズン最初の一頭だろう。
ダビドサナエの羽化殻

Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
トンボは羽化殻を残すので、フィールドで羽化の観察をしたいと考えている方は、羽化殻を探す事から始めよう。ただ、護岸で羽化したサナエトンボの羽化殻は、乾くと護岸の色に擬態するので、よく探さないと見つからない。
日曜日は羽化観察初のSさんをお誘い。最低気温が二桁台、最高気温は17℃、午後から雨予報のコンディション。前日の様子から見て雨が早まらなければ羽化するはず。高速道路は料金所でETCの不具合と言う事で、信号機が少ない多摩川沿線道路でポイントを目指した。

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED
空は見る見るうち内に花曇りに...到着して間もなく先行されていたIさんが上陸幼虫を発見。
他には無く皆でその個体に注目。
ダビドサナエ 雌(羽化)

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED
撮影条件として羽化殻とトンボが平行して同じ位置にあるのが理想的だけれど、何時もそうとは限らず、風の影響や撮影者のプレッシャー等で羽化殻から離れてしまう場合も多い。この時は手前に羽化殻、数センチ先にトンボと言う状態。深度合成機能が搭載されていない型落ち機種の場合、デジタル一眼レフの基本的操作を利用。手前の羽化殻にピントを合わせて絞れば、被写界深度を稼げるのでトンボにもピントが届く。この時の絞りはf13。Sさんにもバッチリ羽化の場面を見せてあげる事ができて何より。池ではアジアイトトンボが羽化していた。2025年の羽化シーズンスタートだ。
撮影日:4月5日、6日

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED+C-PLフィルター
土曜日は最低気温が一桁台、日中の最高気温が16度で朝から晴れのコンディション。
その条件だと経験上、羽化も越冬トンボの活動も微妙なところ。ただ、4月上旬なので例年通り羽化のシーズンがスタートしなくてはならない時期。そう思いながら羽化ポイントをチェック。すると...
ダビドサナエ 雌(羽化)

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED
鬼の居ぬ間に...上陸からの発見は叶わず10ショットも切らない内に飛んで行った。現地でお会いしたトンボ仲間のIさんが前日に訪れ、羽化殻も皆無だったと言う事なので、おそらくここでの今シーズン最初の一頭だろう。
ダビドサナエの羽化殻

Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
トンボは羽化殻を残すので、フィールドで羽化の観察をしたいと考えている方は、羽化殻を探す事から始めよう。ただ、護岸で羽化したサナエトンボの羽化殻は、乾くと護岸の色に擬態するので、よく探さないと見つからない。
日曜日は羽化観察初のSさんをお誘い。最低気温が二桁台、最高気温は17℃、午後から雨予報のコンディション。前日の様子から見て雨が早まらなければ羽化するはず。高速道路は料金所でETCの不具合と言う事で、信号機が少ない多摩川沿線道路でポイントを目指した。

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED
空は見る見るうち内に花曇りに...到着して間もなく先行されていたIさんが上陸幼虫を発見。
他には無く皆でその個体に注目。
ダビドサナエ 雌(羽化)

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED
撮影条件として羽化殻とトンボが平行して同じ位置にあるのが理想的だけれど、何時もそうとは限らず、風の影響や撮影者のプレッシャー等で羽化殻から離れてしまう場合も多い。この時は手前に羽化殻、数センチ先にトンボと言う状態。深度合成機能が搭載されていない型落ち機種の場合、デジタル一眼レフの基本的操作を利用。手前の羽化殻にピントを合わせて絞れば、被写界深度を稼げるのでトンボにもピントが届く。この時の絞りはf13。Sさんにもバッチリ羽化の場面を見せてあげる事ができて何より。池ではアジアイトトンボが羽化していた。2025年の羽化シーズンスタートだ。
撮影日:4月5日、6日