東京昆虫記

東京の自然環境に棲む昆虫たちの生態写真
.My Real Insects Photo Style in Tokyo.

晴れより曇り

2024年02月07日 | 
日曜日の午後、雨が止んだタイミングで沿岸部のフユシャク探しを楽しんだ。すると...

ヒロバフユエダシャク ♂

Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
全面壁バックは画的に好きでは無いけれどフユシャク駆け出しなので一応、記録。

ウスバフユシャク ♂

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED+LEDライト
晴れた土曜日にも同場所をチェックしたけれど皆無。やはり晴れより曇りの方が出会える確率が高い。また、新設の公衆トイレの電灯が人感センサーになっている為、集虫効果が低い気がした。

撮影日:2月4日

沿岸部のフユシャク

2024年02月01日 | 
沿岸部の越冬昆虫探しと同時進行で楽しんでいるのがフユシャク探し。

シロオビフユシャク ♂

Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED

ウスバフユシャク ♂

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED

フユシャクのメス

D300S+AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G
メスは翅が(退化)無く、モフモフしたアザラシのイメージ。
ウスバかシロオビのどちらかだと思うけれど初心者なので同定不可。

ヒロバフユエダシャク ♂

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED
夜行性の種類が多いけれど日中に探すなら晴れた日より曇りの方が出会える確立が高いように感じる。埋め立て後に設立された公園や緑道にはニレ科以外の落葉広葉樹の植樹が少ないのでフユシャクの生息環境にはあまり向いていないかも知れないけれど、沿岸部のフユシャクを調べている方が少くないようなので、真冬の楽しみとして調べて行きたい。

撮影日:1月28日

擬木柵に擬枝が...

2024年01月08日 | 
コンクリートで作られた擬木柵を見て行くと、なんじゃこりゃー!

Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED


D300S+AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G
両種とも種類は不明だがシャクガの幼虫に違いない。
枝に擬態しているけれど、ここじゃ色が違いすぎるから擬態にならないんじゃない。

撮影日:1月4日

ミズキの妖精

2023年05月22日 | 
以前からこの時期になると、ミズキの高枝まわりをゆっくりヒラヒラと乱舞する白い昆虫を見かける。
アカボシゴマダラの春型よりも小さく、モンシロチョウのサイズ。モンシロチョウより飛翔域が高い。なんだろう?と思っていたところ、足元に静止していたのを発見。その正体は...

キアシドクガ

Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
ドクガと名前がつけられているけれど幼虫にも毒はないらしい。
白い翅脈と透けた翅はウスバシロチョウよりも美しい印象を受けた。

撮影日:5月14日

真冬のテッパン

2023年01月19日 | 
真冬は視覚で昆虫を探すのが難しい時期。それでも手取り早く視覚で昆虫を見つけられる場所がある。それは林に隣接した柵を見に行こう。この土曜日は予報通り午後から雨が降り出す中、レインウェアを着込んで林に隣接した擬木柵をじっくり見て歩いた。すると...

シロオビフユシャク ♂

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED
真冬の柵と言えばフユシャクの観察会場。

エダシャクの幼虫

Nikon D810+AI AF-S Micro-Nikkor 60mm f/2.8D
アレ!こんな所に不自然な枝が…真冬の虫探しのテッパンポイントである柵も、また楽しい。

撮影日:1月14日