東京昆虫記

東京の自然環境に棲む昆虫たちの生態写真
...Represent Real Insect in Tokyo...

いつになく

2020年10月22日 | トンボ
オツネントンボ


オツネントンボ

開放的な水辺付近の草地では陽射しを浴びているオツネントンボの姿が目立って見られた。いつになく豊富な様子にある事から越冬個体の発見に今から期待が高鳴る。

全てNikon D810+AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED

撮影日:10月18日

10月の羽化記録

2020年10月21日 | トンボ
ミヤマアカネ(交尾)

残念ながら期待していた様な秋晴れとはならず陽射しは途切れ途切れ。それによりミヤマアカネの活性は午後もいまひとつで僅かな時間しか出会えなかった。そんな中、黄色いトンボを発見。もしやのオオキトンボかと思ったけれど、紛らわしい体色を持つショウジョウトンボの未成熟だった。

ショウジョウトンボ ♂(未成熟)

しかし、夏のトンボが10月中旬に未成熟とは時季外れな気がした。しかも、個体の状態から推測して羽化後数日と判断。もしかしたら羽化個体の発見が叶うかも知れない。そんな可能性を信じて岸辺をじっくりと捜索。

すると...

ショウジョウトンボ ♂(羽化後)

いた!夏場に最盛期を迎え10月には終盤。そのはずなのに10月中旬の羽化とは信じられない。

ショウジョウトンボ ♂(羽化後)

前日は11月半の寒さにも関わらず、夏のトンボが羽化するとはいったいどう言う事なのか謎。
2化の可能性も否定できない。上手くいけば12月でも成熟個体の確認が叶うかも知れない。

全てNikon D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

撮影日:10月18日

水鏡

2020年10月20日 | チョウ
秋晴れの水辺でアカトンボの撮影をする季節がやって来たはずなのに、週末になると天気が崩れてしまい、残念でいたけれど、ようやくこの日曜日は朝から晴れ間が出てくれたので、トンボフィールドに急行した。しかし、前日に降った冷たい雨の影響が残り、気温が低い状態。それに加えて、晴れたり曇ったりの空模様がトンボの活性を下げているのか、午前中はいつまで経っても水辺に姿を見せずに終い。トンボの活動を気にしながら、別の昆虫を探した。すると...

クロコノマチョウ (越冬型の羽化後)

Nikon D810+AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED
ふと、見た矢先にダークグレーの葉がぶら下がっている事に違和感を感じて発見した羽化後のクロコノマチョウ。茶褐色の個体だったらより環境色に溶け込み、違和感を察知できなかったかも知れない。撮影しながら観察を続けていると、トンボの羽化時と同様に水分を腹先から排出していた様子が見られたが、豪速球の様なスピードと排出するタイミングがわからなかったので、今回は写し込む事は出来なかった。この先、チョウの羽化を発見した時には、種類によって排出する様子が異なるのか、注意深く観察していきたい。

クロコノマチョウ(越冬型)

Nikon D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
林縁を歩く足元から枯葉が飛び出して来たと思ったら、水面に浮かぶアオミドロに静止したので、そっと入水して撮影。クロコノマチョウは大型種にも関わらず、意外と敏感で深追いすればするほど、ごちゃごちゃした場所に静止するイメージが強くあり、いつも撮影を諦めていたけれど、今回は水辺に静止しながら吸水に落ち着いていたためか、逃げられずに済み、誰も成し得ない水鏡に写るシンメトリーの撮影に成功。冬シーズンには越冬トンボと同時に捜索を楽しみたい。

撮影日:10月18日

突然変異

2020年10月09日 | バッタ
田んぼの畦道を歩きながら、草むらに目を向けるとクビキリギスの姿が目立って見られた。

クビキリギス♂ 幼虫(緑色型)


クビキリギス ♀成虫(緑色型)

今まで住処だった稲を刈られてしまった為、田んぼ横の草むらに移ったのかも知れない。

すると遂に奇跡の大発見!滅多に見られない幻とも言われているピンク色の個体を発見。

クビキリギス ♂幼虫(ピンク色型

ピンク色が発生する確率は千分の一とも言われている突然変異の激レア。昨年の初夏にピンク色のショウリョウバッタの幼虫を発見したけれど、再びピンク色のバッタが発見できるとは嬉しい限り。ピンク色の幼虫が成虫になると、褐色になってしまうと言う噂があるけれど、この個体はどうだろうか。ピンク色のまま成虫になっている可能性を信じて、次はピンク色の成虫の発見に期待したい。

全てNikon D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

撮影日:10月4日

猛スピード

2020年10月06日 | チョウ
発見したムラサキツバメの幼虫が1週間後、どれだけの成長しているのかと思い、観に訪れた。

すると...

ムラサキツバメの幼虫

D300S+AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G
別の葉に移っていて大きさは15mmほど。たった1週間で早くも倍の大きさに成長を遂げていた。

ムラサキツバメの幼虫

Nikon D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
マテバシイの新芽をチェックして行くと、他の個体も同じく成長している様子にあり、場所によっては離れた距離からアリと共生している景色も楽しめた。個体数も多く越冬集団の観察が楽しみ。


撮影日:10月4日