ホソバウンラン(細葉雲蘭)
ホソバウンランです~毎年気になっているのですが・・・
このお花のしべを見るのは絶対無理~~~と思っていました。
唇弁・・・上唇と大きく膨らんでいる下唇がピタッとくっついているからです。
でも今年のお花はちゃ~んとしべを見せてくれました。
下の方に伸びるとんがった部分を距と言うそうですが…ここに蜜がたまるようです。
(ゴマノハグサ科・ウンラン属)
葉はこのように細いです。 ↓下唇が少し破れているものがあります。
綺麗に咲いて・・・上唇と下唇はしっかりとくっついています・・・
距も下にスッと伸びています。
画像に左側です。 しべが見えているお花があります~
中央は蕾のようです。右側のお花は少し破れかかっています。
しべが見えているお花の距は萎れてきました。
下唇の方には細かい毛がたくさん見えます。
「短い花糸の雄しべ:2」「長い花糸の雄しべ:2」「雌しべ:1」…柱頭は丸く見えます。
イチモンジセセリが・・・気になって来てくれたのでしょうか(○'。'○)ん?
あらら、、、違いますよね、、、
ホソバウンランに来る昆虫はハチの仲間が中心で蝶は訪れないのだとか・・・
この時はハチは来ていませんでした。
上唇と下唇がしっかりと密着していると
こじ開けて昆虫にとって蜜を吸うのは大変なことなのでしょうね・・・
時期が良かったのでしょうか・・・思いがけずお花の中の様子が見えました・・・( ´ー`)