恋、ときどき晴れ

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竹取物語in吉祥寺恋色デイズ~その5

2015-01-17 09:30:10 | 吉祥寺恋色デイズ

吉祥寺商店街の秋の文化祭の演目にクロフネも参加することになり、『竹取物語』をやることになった。

その配役がクロフネの壁に張り出された。


〈竹取物語配役〉
かぐや姫…佐々木百花
竹取の翁…茶倉譲二(二役)

5人の貴公子:
石作皇子(いしづくりのみこ)…種村春樹
車持皇子(くらもちのみこ)…佐東一護
右大臣・阿倍御主人(あべのみうし)…湯野剛史  
大納言・大伴御行(おおとものみゆき)…八田竜蔵 
中納言・石上麻呂(いそのかみのまろ)…初音理人 

帝(みかど)…茶倉譲二(二役)

兵士たち
種村春樹、佐東一護、湯野剛史、八田竜蔵、初音理人

 

☆☆☆☆☆

竹取物語in吉祥寺恋色デイズ~その5

大納言・大伴御行(おおとものみゆき)

 

〈あらすじ〉

・龍の首の玉

大伴御行は家来たちに龍の玉の枝を取りに行くよう命じるが、家来たちは探すふりをするのみだった。
待ちかねた大伴御行は自ら探しに海へ出るが、雷雨に遭ってしまい命からがら家に帰りつく。
龍(雷)の恐ろしさを知った大伴御行は探しに行かなかった家来を褒め、探しに行かせたかぐや姫に悪態をつくのだった。

 

竜蔵「俺なら悪態なんかつかないぞ」

理人「リュウ兄ならそのまま龍をやっつけに旅立ちそう」

竜蔵「お、それもいいな。」

剛史「リュウ兄は旅に出たまま海賊にでもなりそうだ…」

竜蔵「俺は海賊王になる!」

春樹「リュウ兄…。それ別の話になってる」

百花「うふふ。でも、ありそう」

 

その6へつづく

☆☆☆☆☆

大伴御行=リュウ兄の着ているのは直衣で、襲色目は女郎花(おみなえし)

直衣は上級公卿の日常着で、冠(この絵でも被っているお内裏様が被っているもの)を付けると参内することもできました。
絵巻物では右大臣以下の貴公子たちは直衣を着てます。彼らは皇子と違い、臣下で、仕事=参内するから狩衣よりも正式な直垂をきてるのかな?と私は理解してます。

平安後期になると直衣も年齢などで色が細かく決まってました。
これは冠をつけて参内する時のために色が決められてたみたいで、日常着であれば色の制約は無かったみたいです。
竹取物語は古い時代だし、色は華やかな方がいいので、敢えて正式じゃない色目にしてみました。