華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

少しだけ旅日記

2019年08月03日 21時51分32秒 | Weblog
今朝、無事に帰国。4泊6日の強行軍だったけど、それなりにゆっくりした。5日間あるうちの2日間はデイツアーに入り、残りの2日間半(到着した日は午後だった)は自由時間とした。

宿泊はバリ島のメインどころ・クタビーチ。ホテルはロケーションとかは良かったけど、残念だったところがいくつか。
まずプールがガッカリ。一般人も入れる屋上レストランの中にあったので、夜にプールに入ったらひんしゅくを買った。楽しみにしていたのにそこで泳いだのは一回だけ。
次に部屋に窓がない。一階に泊まったんだけど、窓はあるものの開けたら造花とライトがある偽物の外の風景。閉鎖感が半端なかった。
そして極めつけ。シャワーがぬるーいお湯しかでない。事前にスイッチを入れるタイプ(?)だったんだけど、それを使ってもお湯が熱くない。冷房で冷え切った、遊んで疲れて帰った体には物足りないどころか逆にストレスを増すぐらい。アメニティーもいまいちだったし、ヘアドライヤーもなし(フロントで借りなくてはならない。いつもあるわけではない)。
とにかく何かと残念だった。初日に「お金が許すならほかのホテルに移ろうか…」と思ったぐらい。吟味して選んだのになぁ。「体が洗えて寝るところがあったらいいよねー」と言える若い時代は過ぎた。ゆっくりしに来ているので、泊まるところもある程度の快適さを求めたい。スタッフはとても親切で、朝食のバイキングとかも良かったけど、次はもうないかな。
ついでに書いたら、ホテルはクタビーチのど真ん中。便利だったけどホテルを出た途端ゴチャゴチャ。ゆっくりしたいならレギアンかスミニャックやな。次回はそちらへ行こう。

愚痴から書いてしまったけど、全体的にはいい旅だった。
参加したツアーのひとつはマリンアクティビティ。海辺に浮かぶ施設までフェリーで行き、そこで遊ぶもの。Dと私はスキューバダイビングを申し込んだけど、私は酸素ボンベを使った呼吸の練習で軽くパニックを起こしてしまい断念。経験者のDは30分ほどの遊泳を楽しんでいた。ほかにもシュノーケリングやバナナボート、海へと飛び込む滑り台などがあってこちらはやり放題。空いてる時間はベンチに座って日光浴。マリンアクティビティに疲れた後は、この施設の近くにあるレンボンガン島の散策に参加。半日ほどその人工島にいたけど、なかなか良かった。悲しかったのはパラセイリングができなかったこと。私たちの前の人たちが空に上がっている間にワイヤーに不具合が起きて一人が海へと着水した(本来はボートの上に降りる)。それでそのあとの人はキャンセル。これが一番したいことだったのになぁ。無念。

最終日に参加したツアーはウブドの方へ。コーヒー農場でのコーヒーとハーブティのテイスティングを楽しんだり、世界遺産に登録されている棚田を見に行ったり(でも実際見に行ったのはただの棚田で、世界遺産に登録されているものではなかったと後から知った)。あとはインスタ映えすると人気の大きなブランコにも乗った。いろいろ書きたいことはあるけど、楽しかったのでよしとする。

バリではご飯も楽しんだ。事前にちゃんと調べて行った、ボークリブのレストランは絶品。おいしかった。あのお店はまた行きたい。カフェもそう。スミニャックのはずれにある小さいカフェだけど、コーヒーはめちゃおいしかった。うちの近所に来てほしいぐらい。
Dが疲れて寝ている間にはスパへ。全身バリマッサージ。これも気持ちよかった。バリのスパでマッサージ師になるにはちゃんと研修を積まないといけないらしい。競合するマッサージのお店が多いので、いい腕の持ち主を揃えておかないと生き残れないんだそうな。スパで担当してくれた人はほっそい若い女性だったけど、力はしっかりしてた。こちらもネットで調べた人気のお店。評価の高さに納得。
ちなみにホテルの下にあった街のマッサージ屋さんみたいなところにも行った。こちらは予約もなく気軽に入れて、肩・首と足のマッサージ30分間で1500円しないぐらい。こちらも良かったよ。歩きすぎでパンパンだった首、肩、足がスッキリ。毎日通っても良かったなぁ。

こんな感じで充実の5日間。昨年行った、本当何もしなかったプーケットと比べて、今回はよく遊んだという印象。バリは好きなのでまた行く。次回は少し田舎の方に行ってゆっくりしようかなんて話している。

そうそう。これを忘れていた。悪名高きバリ腹になったんだった。4日目の朝食を終えた途端にピーヒャララ。シャワーのお水か歯磨きの時のお水か理由はわからない。この日の朝だけバイキングで飲んだ、地元のジュースのせいかもしれない。とにかくトイレとお友達。幸い多少の胃のむかつきと下痢程度だったので、その日は普通に買い物へ。いきなりもよおすことがあって、脂汗を抱えながらカフェに飛び込まないといけなかったのもいい思い出。この苦しみがわからないDは「このカフェはなんか雰囲気がいや」などと、この期に及んでカフェを吟味するという愚行に出たのでマジでむかついたけど、そこで怒る余裕もないほどだった。胃のむかつきは今日まで残っていたけど、排泄の方は2日間ほどで落ち着いたので大きな影響はなし。
元々胃腸が丈夫な私はお腹を下すことがほとんどない。傷んだものを食べても平気。その私がなったんだからバリの水ってすごいんやなぁと感心した。私はジュースのせいだと思ってるけどね。めったにないことなので逆に面白かった。おなかが弱い友人にこの話をしたら絶句するやろうな~。

とにかく。
楽しかった。やっぱり旅はいい。プーケット、バリと東南アジアに立て続けに行ったので、次回は別の雰囲気のところがいいな。またせっせとお金を貯めてどこかに行こう。旅行、大好きさ。
コメント