年甲斐もなく

今日から本格的に看護実習。Buddy Nurse（教育係）に張り付いて、朝7時から一緒に動き回った。今回の実習で、私たちが求められていることは基本的な患者さんたちのお世話。食事やシャワー、トイレを手伝ったり、ベッドのリネンを交換したり。
私が通う実習先は病院ではなく、いわゆる特別養護老人ホーム。病気やケガをされている方たちのお世話というよりは、生活全般でアシストがいる人々に接している。私は大所帯で育っているし、また前職も年配の方たちと触れ合う機会が多かったせいか、“お年寄り”には免疫がある。おそらくそれらの経験が役に立ったんだろう。まだ2日め。事実上初日なのでなんとも言えないけど、今日に限っていえばすべてが私にとっては新しいことで、何をやっても楽しかった（という表現は語弊があるかもしれないが）。
実際問題、力のないお年寄りをいじめるケースがあると授業でも習ったし、事件になっていることも多々あるけど、身近なところで「この人たちが家族だったら」、そして皆さんの姿は自分の行く方だと考えると「一生懸命お世話させていただきます」という気持ちになった。私はデキた人間ではないけど、将来、看護師として生きていくなら、この気持ちを忘れないようにしなくては。

さて。
写真はユニフォームに身を包む私。年甲斐もなく自分撮りをしてしまった。自分撮りであるがゆえに上半身しか写らず。いずれ全身を撮りたいもの。