鼓事記(こじき)|プチ鼓堂 |曽和 鼓堂ブログ

自然に音を愉しんでいただける鼓堂です。

小鼓や能楽お好きでしたら‥。

KY

2008年02月05日 22時02分16秒 | Weblog
本日、朝ゆるりとしておりましたのでテレビです。最近やたらめったらヘンテコな言葉が多く思う。KY等と誰が考えたのだろう。英語でもローマ字でも無い。略字?略式日本語でもない。ある種の記号かと思います。わたくしは今週の連休でのお舞台の覚えものがありまして、ホントは昼寝でもしたいんですし、夜更かしもしたくないんですが‥一所懸命小本片手にお勉強です。正直見たこと無いお能は大変です。この年になってまだ見たこと無いお能があると思うとゾッと致します。
話し戻りまして。まぁ覚えものと言うのは小鼓の打つ事ばかり覚えるんではなくて、やっぱお謡も覚えるわけです。もちろん、頑張って理解しながら覚えるつもりですがなかなか理解不能の所もありまして、丸暗記でもってやる場合とメロディ暗記になりますね。やはりお謡は日本語ですがメロディがあり、また美しい言葉の羅列であります。とてつもなく素晴らしい言葉の世界でありますよね。
A・B・Cより字の趣きもあり、字としての意味や流れがあり美しいと思います。世界には色んな文字や言葉がありまして、それぞれ心に響く、言霊・言魂があります。っが、やはりその中でもお謡はあらゆる要素の詰まってた素晴らしい言霊・言魂であると思う。 言葉を引き立て、聞いている方の心を囃子立てる。そんな事をも考えております。
しかしながら歌は歌えても、唄や詩は学校で勉強しても、謡と言う言葉自体が読めない。ウタではなくてウタイと読む人は少ないであろう。ココからも残念な事が起こっている。能楽はNGか?小鼓やってるはKYか?
馬鹿言ってんじゃあねぇ。馬鹿言ってんじゃあねぇ。ホントにおかしいんじゃないか?こんなん考えた奴がKKYだ。うおっと!染まり掛けてしまった。
ちなみに尚ちゃん語は存在する。長年付き合った業界人やお弟子さんにしか理解出来ない、訳のわからんではないわたくしのニュアンスがある。美しい言葉ではない。しかし鼻声で一所懸命しゃべる。心込めてお話しするが‥理解不能の方もおられる。
そんなわたくしは案外KYなのか?

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