牧野洋「最強の投資家 バフェット」(日経ビジネス人文庫)を読み終えました。例によって気に入ったくだりを書き移してみたいと思います。
日本ではジョージ・ソロスに較べ、ウォーレン・バフェットの知名度はそんなに高くないと思いますので、先ず簡単にバフェットのプロフィールを紹介します。
が引用部分で、 が引用部分の終わりです。
(18頁) パフェットがどんな人物なのかを説明する方法はいくつかある。まずは大富豪であることだ。2005年8月で75歳になるバフェットは、ゲイツにつぐ米第2位の富豪だ。フォーブス誌の2004年版米長者番付では、個人資産の規模は410億ドル、1ドル=105円換算で4兆3千億円になる。400億ドル台はバフェットとゲイツ(480億ドル)の二人だけだ。
一流企業を率いる経営者でもある。バークシャーは1997年から9年連続でフォーチュン誌による恒例の「最も尊敬される米企業十社」のうちの一社に選ばれている。2004年は世界最大の小売業ウォルマート・ストアーズに続く二位につけた。1998年に大手再保険会社ゼネラル・リーを買収したことで、株主から預かっている資本である株主資本の規模で米最大級の企業にも躍り出た。
もちろん、バフェットが有名になった最大の理由は、世界的な富豪になったからでも、一流企業のトップになったからでもない。投資家として並外れた実績をのこしているからである。
(20頁) どれほどの運用実績なのか違う方法で示そう。パフェットがバークシャーの実質的オーナーになった1965年に、1万ドルでバークシャー株を買った株主は2004年には5千万ドル以上の資産を持つ計算になる。40年間で5千倍になるわけだ。同じ金額を同じ時期にS&P500種に投じたとすれば、50万ドルに満たない。
(21頁) バフェットが初めて投資パートナーシップを結成した1956年に1万ドルを投資していれば、もっと驚く数字になる。手数料や税金を差し引いても3億5千万ドル程度になると見られる。50年間運用すれば、円換算では百万円強の元本が三万倍以上の360億円強に膨らむわけだ。
日本ではジョージ・ソロスに較べ、ウォーレン・バフェットの知名度はそんなに高くないと思いますので、先ず簡単にバフェットのプロフィールを紹介します。
が引用部分で、 が引用部分の終わりです。
(18頁) パフェットがどんな人物なのかを説明する方法はいくつかある。まずは大富豪であることだ。2005年8月で75歳になるバフェットは、ゲイツにつぐ米第2位の富豪だ。フォーブス誌の2004年版米長者番付では、個人資産の規模は410億ドル、1ドル=105円換算で4兆3千億円になる。400億ドル台はバフェットとゲイツ(480億ドル)の二人だけだ。
一流企業を率いる経営者でもある。バークシャーは1997年から9年連続でフォーチュン誌による恒例の「最も尊敬される米企業十社」のうちの一社に選ばれている。2004年は世界最大の小売業ウォルマート・ストアーズに続く二位につけた。1998年に大手再保険会社ゼネラル・リーを買収したことで、株主から預かっている資本である株主資本の規模で米最大級の企業にも躍り出た。
もちろん、バフェットが有名になった最大の理由は、世界的な富豪になったからでも、一流企業のトップになったからでもない。投資家として並外れた実績をのこしているからである。
(20頁) どれほどの運用実績なのか違う方法で示そう。パフェットがバークシャーの実質的オーナーになった1965年に、1万ドルでバークシャー株を買った株主は2004年には5千万ドル以上の資産を持つ計算になる。40年間で5千倍になるわけだ。同じ金額を同じ時期にS&P500種に投じたとすれば、50万ドルに満たない。
(21頁) バフェットが初めて投資パートナーシップを結成した1956年に1万ドルを投資していれば、もっと驚く数字になる。手数料や税金を差し引いても3億5千万ドル程度になると見られる。50年間運用すれば、円換算では百万円強の元本が三万倍以上の360億円強に膨らむわけだ。