起きて半畳 寝て一畳

株式投資の記録を中心に、日々感じた事や考えたこと、読んだ本のことなどなど

衆議院選挙

2005年09月04日 23時58分35秒 | 本・その他
 この前、「坊っちゃん」(新潮文庫)を三十数年ぶりに読みかえした後、漱石の作品リストを眺めていて、そういえば「草枕」は読んでないなぁと思い、この前買い求めました。
 「智に働けば角が立つ――思索にかられつつ山路を登りつめた青年画家の前に現れる謎の美女。絢爛たる文章で綴る漱石初期の名作」という宣伝コピーに惹かれた面もあります。

 「草枕」と一緒に、三浦朱門の「天皇―日本の成り立ち」(小学館文庫)と牧野洋の「最強の投資家 バフェット」(日経ビジネス人文庫)も買って、「天皇―日本の成り立ち」は読み終り、今は「最強の投資家 バフェット」」を読んでいるところです。

 ですから、「草枕」は未だ宣伝コピーにもある有名な書き出しの部分に目を通しただけすが、その中に、『人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。矢張り向う三軒両隣にちらちらする唯の人である。』とあります。

 「向う三軒両隣に住む唯の人」の私ですが、11日の日曜日は自民党に一票いれる考えに変わりはありません。
 今朝は新聞各社が衆院選情勢調査の結果を発表していましたが、各紙とも「自民党優勢」となっていました。私としてはこのままゴールまで行ってくれることを願っています。

 ちなみに、衆議院の議席数(8日解散時)を調べてみたらこんな数字でした。
 自民 249(51.9%)
 民主 176(36.7%)
 公明  34( 7.1%)
 共産   9( 1.9%)
 社民   6( 1.2%)
 無所属 3( 0.6%)
 欠員   3( 0.6%)
 --------------------------
 合計 480(100%)
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 民主党の岡田代表はテレビの討論会などをみていても、その真面目な人柄がうかがわれ好感がもてるのですが、今回は小泉さんが一枚上手だったというところでしょうか。
 でも、私は岡田さんはいずれは首相になる人だと思っています。最も、それが民主党からだとは言いきれませんが・・・。このままで行けば、岡田さんは選挙後に代表の座を降りることになるわけですが、時代が岡田さんを必要とするときまで、くじけることなく時節の到来を待ってほしいと思っています。

 最後に社民党のことについて書きます。
 私は北朝鮮が日本人の拉致を認める以前から、土井たか子が大嫌いでした。土井たか子の北朝鮮に対する極めて親和的な言動を、新聞・テレビは報道することも批判することも全くといっていいくらい無かったのですが、私は経済専門誌の記事で何度か目にしていました。

 拉致事件が明らかになってからは、地元神戸でも彼女に対する批判が高まり、浮動票が彼女に流れなくなって、前回の選挙ではとうとう小選挙区では落選しています。それが比例区に救われて、この間まで国会議員を続けていたわけですが、今度の選挙でいよいよ彼女が国会議員で無くなる日が来そうなので楽しみにしています。

 以前から、社民党の活動的な支援者には、私のような「向う三軒両隣に住む唯の人」とはチョット異質な人間が多いと言われていました。その例が辻本清美の周りにいる人たちです。
 私としては、今度の選挙で社民党が絶滅することも期待しています。

 「草枕」には『唯の人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。あれば人でなしの国へ行くばかりだ。人でなしの国は人の世よりも猶住みにくかろう。』という一節もあります。
 土井たか子には生理的嫌悪感を覚えます。
コメント
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