写画へのいざない

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白衣観音

2007-03-21 21:12:12 | 寺社・仏閣

















 電車で大船を通ったことのある方は、一度は目にしていると思う、西側の小高い丘の上に聳える大船の白衣観音。

 観音像は、昭和初期に造り始め、昭和9年9月には尊像の輪郭が出来上がったが、日華事変、太平洋戦争とにより、未完成のまま20有余年放置されたが 、昭和35年に完成したという。
 高さ25m、重さ1915tと巨大な像だが、優美な顔立ちが印象的である。
  
 1月の後半から3月の前半までの30数日間、大船の某病院に通わなければならない羽目に陥り、その度に観音様を目にしてきたが、一度近場で眺めてみたいと先週出かけてみた。
 西出口の駅前のかしお川を渡り国道を越えると、直ぐ 大船観音への参道があり、ものの10分も歩かずに、観音寺の入り口に着く。

 実は この観音様、今から50数年前一度訪れたことがある。
 チャンバラ映画好きの、大森に住む中学1年の悪がき3人が、本物の俳優さんに逢ってみたいと、はるばる大船松虫B影所の見学に来たことがあるが、あいにくその日は休日で、我々の思いは叶わなかったが、折角だからと観音様を拝みに寄ったのである。
 ・・・傾斜の強い観音参道の坂道を、当時のそんなことを思い浮かべながら歩いてきた。
 
 作品は、モザイク描線効果を用いたものだが、原版の画像を殆ど残していないため、左側に、チョット撮影位置は変えているが原版のままの観音像を並べる。
 

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