写画へのいざない

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永遠の青年・灰田勝彦

2008-02-27 21:01:41 | その他

 ♪♪男純情の 愛の星の色 冴えて 夜空にただ一つ・・・何の歌詞か?・・・還暦を過ぎた方はお判りと思うが、我が青春時代の憧れの歌手、永遠のモダンボーイ 灰田勝彦 の「燦めく星座」である。

 先週、NHK衛星第2テレビの、蔵出しビックショウで、「青年66歳:灰田勝彦」というタイトルで放映され、懐かしい曲に聞き入り感動、また、ゲストの高峰秀子との会話も楽しく、誰かに知らせたく、本ブログに採り上げた。

 灰田勝彦は明治44年に生まれ、昭和57年、肝臓がんで71歳でこの世を去るまで、太平洋戦争の前後にわたって、数々のヒット曲を出し、活躍した。
 戦前の「森の小径」「燦めく星座」「お玉杓子は蛙の子」、戦中の「ジャワのマンゴ売り」「新雪」「加藤隼戦闘隊」、戦後の「東京の屋根の下」「アルプスの牧場」「野球小僧」など、その時節の代表歌を挙げてみたが、甘く切ない歌声、明るい歌声など、日本の歌謡曲に都会の香りを与えた歌手といえる。
 既に、亡くなられてから26年も過ぎているが、メロデーが流れると、歌い始めの歌詞が浮かび、一緒に口ずさんでいるから不思議である。

 また、灰田勝彦というと、幼年期の次の二つの出来事を思い出す。

 1.戦後、我が幼年期の娯楽といえば、ラジオが主であったが、それとて借家住まいの我が家にはなく、これぞと思う番組のみ、家主の家に出向き、掘りごたつから頭だけ出し聞き入ったものだが、その中に歌番組の「今週の明星」があり、3人の歌手が2曲ずつ歌うが、灰田勝彦が出ようものなら、子供ながらに聞き入ったものである。

 2.長兄の勤めていた会社で、演劇が催されたが(そのころは会社主催のこの種の娯楽があった)長兄が出演するので、家族で見に行ったが、いい歳の親父連中が腰みのをつけ、劇中で歌い・踊った、灰田勝彦の持ち歌「ジャワのマンゴ売り」が、想いださせる。

 作品は、ネットからレコードのジャケツトを抽出し、一部手を加え画像処理したもの。  

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