今日は、ネオです。
最近調整会などで様々なお客様にお会いする機会が増えた中で、気がついたことがあるのでブログに書こうと思います。
知ってる方には当たり前のことかもしれませんが、北方式の弓毛を弦から外す時、南方式と同じように弓魚のネジを全部緩めて外していませんか?
(南方式の弓をお持ちの方は根気良くネジを全部外すしかないです。)
弓魚はこのように竹の中に入っています。
そして竹に入っている溝の分しか弓魚は動かないです。いくらネジを緩めても溝以上に弓魚は動かないのでそれ以上ゆるくはならないです。
なのでネジを全部緩める必要はありません。
写真を使い説明します。
1)キツく閉めた状態の弓魚とネジの位置
2)ネジを緩めると下からネジが出てきます
3)ねじの部分を指で上に押し込むと弓魚が一緒に上がります。
(手で押してもネジが下から見えていたらそれはそれ以上いかないです。)
4)弓毛が外せる位置にきます
いかがでしょうか?
ぜひお持ちの弓で試してみてください♪
ネジを回すと一緒に弓魚が溝で動く方は下からネジが出てきたあたりで弓から外せるサインです。
工房光舜堂ネオ