二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

あけましておめでとうございます。今年の、、

2019-01-04 10:35:17 | 二胡の救急箱・補習講座
など語っているわけにもいかないくらいな、修理のお山(15台)です。

今朝ほどもさっそく2台届いて、

それも2台とも花窓外し、

2日の最初の営業日にも1台外しまして、

今年は花窓外すのが流行りそうですね。

花窓外すのは、道具さえあれば皆さんでも行けるかなとは思うのですが、

なかなかに難しいのは、しっかりボンドでくっついているものが意外と多いことでしょうね、

そうなるとまず割れます。

たまたま、二胡の救急箱を読んで、花窓を外して中にタオルを巻いて入れると、

かなりの消音になると、書いたためかもしれません。

都会の中で、集合住宅の中では特に、騒音の問題ありますね、

いえいえ決して皆さんの二胡が騒音というわけではありませんよ。

日常的な騒音とはかけ離れた音がするからでしょうか、楽器の演奏音は他の人からするときになるものです。

でも、胴の中にタオルを入れると、音色はそれほど変わらず、響きが相当抑えられるのです。

二胡の音はするけれど、響かない感じ。

そうですね、、たぶん、カーテンを閉め切って床も絨毯、

そして、たっぷりと、冬の布団をかけたあるいは羽毛の布団、のベッドのある部屋で二胡を弾く感じ

それをさらに進めた感じですかね。

二胡の音が手元からキリ聞こえてこないのです。

あれ、下手になったのかな?というくらいに響かない感じです。

二胡はその弾く環境で聞こえる音色が変わりますね。

ですから、お客様の中には、楽器が良く響かないと、光舜堂へご来店して、

その楽器を弾いてみたら、あれ、何だこの楽器よくなるのではないかと、

少し安心される方もいらっしゃいます。

光舜堂は、そこそこ、音楽ホール並みに鳴るようには、環境を整えています。

この環境というのは、楽器を鳴らすうえでは大変大切なことだと思います。

音楽ホールなどは楽器の延長、あるいは一部といっても良いのではないでしょうか。

かのカーネギーホールが、1920年台に大改修をしたといいます。

音の通りが良くなりすぎて、反射音が酷く音が割れるように感じられるようになったとだそうです。

それはご来場の女性たちの衣装が大幅に変わったこと、

フリフリの長いドレスではなく、中にはひざ上のスカートまで、かなり薄手の衣装になってきたとのことで、

音が響きすぎるようになり、カーテンなど増やして、音を吸収させるようにしたのだという事でした。

もし皆さんもあまり弱音機のように音を変えずに、少しでも音を抑えたいと思ったら、

フリフリのドレスを着て、厚いカーテンを掛けた寝室の中で練習すると、

すこしは、部屋の外に響く、音が減ることでしょう。

もちろん花窓外して胴にタオルを詰めて。






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