二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

7月28日(日) てんこ盛りの日曜日 [2] 10:00~18:00

2013-07-31 07:33:03 | ○営業日の報告日記
さて、では、さっそく営業日のハナシに入りましょう。

この日曜日は、朝一番からずっとお客様が時間差で次々ご来店。
笑い声が絶えない一日となりました。

まず一番にいらしたのは、会員のMさんとIさん。
毎年この時期に夏野菜をたくさん持って来て下さるMさんからは、今年も山ほど頂いてしまいました。
実は、Mさんからのご来店予告のメールの返信に、
店主は、お天気の話題から野菜のことにも触れてしまっていまして、
ワタクシに こっぴどく叱られていたところでした。
「ダメじゃないですか!そんな事うっかり書いたら、
親切なMさんは、暑い中、重い野菜を持って来てくれてしまいます!!」
と。
そうしたら、案の定。。。

「ほらーーー!西野さん、だから言ったじゃないですかー!!」
「うわー、Mさん、すみません!」

大騒ぎして謝る我々でしたが、お優しいMさんは、
「いえいえ、元々この時期は持って来るつもりでしたから」 と、ニコニコ。
調整希望の二胡をギセイに、お野菜を優先で持って来て下さっていたというのに、
「次は、ゴーヤが出来たら持って来ますね!」
いえいえ、Mさん、どうか、どうぞ二胡を調整にお持ち下さいませ。。。


次にいらしたのは、店主のヴァイオリン製作の先輩、福岡くんと、
美人ヴァイオリニストの奥様、美子さん。
店主はヴァイオリンの製作と同時に弓の製作も着手しておりまして、
その途中経過を見せたり、新しい樹種での実験を披露したり、材料の話をしたり。

「この樹種良いから使ってごらん」
「じゃぁ、僕はお返しにその弓に毛を張りますよ」

店主と福岡君は年の差40歳くらい違うのですが、製作者共通の話題で楽しそう。
そんな話がご自身も興味深いらしく、目をキラキラさせて一緒に聞いている美子さん。
店主はいつまでも話していたそうでしたが、この日は予約がいっぱい。
お二人には あまりゆっくりしていただけず残念でした。


その後は、初来店の方々が続き、またまた秘密結社のご入会も増え。。。

そうそう、今週も、前日に話題に上っていた方がご来店するというミラクル!!
しかも、ご入会いただいて、その展開にもビックリ!


それから、それから、
実は、ワタクシ前日の土曜日に芳晴さんのコンサートに行ってきたのですが、
後の時間に、『青蓮』のTomomiさんが飛び入り参加演奏した藤野のピザハウスのミニ・パーティーで
市民劇団の かわいい女優さん二人と知り合いました。
Tomomiさんの美しい演奏により、二胡と二胡屋に興味を持って下さったお二人。。。
「近々絶対にお店に行きます!」と、言ってくれていたのですが、
そのうちのお一人が、翌日さっそく、突然来て下さったのです!! 嬉しかったーーー!
しかも、『二胡のお楽しみ会』に参加して下さって、参加者のT先生が基本の手ほどきをしたら、
「本気で二胡やりたいです!」と!!! 
すーばーらーしーいー!!!
ウェルカム、Uさん!
二胡人口をまたひとり増やすのに貢献した、Tomomiさん&T先生、グッジョブです♪


また、かわいい19歳もご来店!
「入学祝に、翡翠と二胡、どっちがいい?」と御親戚に聞かれ、頂いた中国土産の二胡を調整に持参。
ご家族には「弾けもしないのに、もらってどうするの?」 と言われたそうですが。。。

翡翠ではなく「 二胡 」と言ってくれたSちゃんに幸あれ!! 

と思ったら、さっそく幸が!!!
彼女が入学祝でもらった二胡は、ご本人が思っていた以上に、かなり高価な物だったのです!!
「日本で買ったらこのくらいの値段だよ」 と店主が告げると、
Sちゃん、腰を抜かさんばかりに驚いていました(笑)
「もう、今すぐ家に電話して自慢したいくらい! 私、二胡始めます!!」
と大きな目をキラキラさせてて、可愛いいったら!
是非是非頑張って続けて欲しいと、お住まいに近い地域の先生をご紹介しました。


そんなSちゃんは迷いに迷って光舜堂に辿り着いたので、調整はお楽しみ会の最中に¥BAR側で。
そんなわけで、我々は調整をしていたので、この日の『二胡のお楽しみ会』は いつもにも増して放置状態。
参加者の皆様は自由に弾いて楽しまれていたようです。

でもね、放置しているようでいて、店主は隣の¥BAR側では面白い遊びをしていたのですよ。
音は聴こえども姿は見えじ、、、の¥BAR側。
店主は奏者が変わる毎に、「これは○○さんだな」、「この音は△△さんでしょ?」 と、
奏者当てっこをしていたのです。
その的中率、ほぼ100%! 
これは、二胡医ならではの特技ですね☆

また、店主はキシメン理論と弓の握り方4種をやって見せて、『美音におけるキシメン理論』のミニ講義。

この“きしめん”というキーワード、命名して以来、凄い反響なんですよ、解りやすいと。
誰もが、皆さんレッスンで「弓の毛は弦にピッタリ平たく、、、」と、
意味的には『キシメン理論』と同じ事を習ってきたはずですが、
ビジュアル的に“きしめん”は的確な表現だったようで、なるほどー、と納得したそう。
会員Kさんからは「ほぉさん、天才♪」とまでメッセージをいただきました☆ うふ♪
この食文化と感性は日本人ならではですから、中国人の先生には思いつきませんものねー。


と、賑やかに、光舜堂の7月は過ぎてゆきました。。。
ご来店の皆様、ありがとうございました!!

では♪



追伸:7月中に出すはずだった瓦版vol.5、まだです、ごめんなさいーーー!!





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