なんだか不思議なことに、このところ蛇皮の張替えの依頼が増えてきています。
理由は、10年近く二胡を弾いてきて、冬場の乾燥した時期にもかかわらず、なんだかしっかりと響いてくれない。
15年たって、ある日突然、昨日とは変わってならなくなった。
あるいは、良い音になって来たとは思いながら以前よりは、高音が出にくくなってきた。
購入した時は最初から良い音になるので喜んでいたが2年たって、とても弾きにくくなってきた。
あるコンクールで金賞を取った人の二胡が、光舜堂が依然張り替えた皮だそうで、自分のも張り替えてほしい。
どうやら中国の人は二胡の蛇皮張り替えて使うという習慣があまりないようです。
日本では三線や三味線など4,5年に一度張り替えるのが普通です。
むしろ皮より棹を大切にします。
皮は単なる消耗品と考えるのでしょうね。
一つには楽器の鳴りの大きな要素として棹があるということう事、
ですから棹だけを何代も伝えている三線もあります。
江戸時代にしろ明治にしろ、木の輸入というのは大変な事でしたから、むしろ再生できないものとしての扱いもあるのでしょう。
そこへへ行くと中国では二胡は安いですから、気軽に交換できたのかもしれません。
然し、いまや40万円の二胡など当たり前に売られています。
蛇皮を張り替えるのは間違えと言っている楽器屋さんが、80万100万などという楽器を売っていたりします。
皮がだめになったら、また80まん、いやいや、そのころになったらさらに上がるでしょう。
しかし、今や紫檀の代用品でしかないものも出てきています。、
そのくらいに、小葉紫檀、インド紫檀と言われるものは、江戸時代より入手しにくくなっています。
蛇皮の状態を見分けるのは難しいですね。
こればかりは経験でしょう。(二胡屋をやってきたおかげで沢山のお客様の様々な状態の楽器に出会うことが出来ました、ありがたいことです)
経年変化をした状態、
最初の張り方によって変化してきた状態など、様々な状態があります。
またある日突然音が思うように鳴らなくなったという皮を調べると、
そのほとんどが、皮にワックスが塗布されています。
これはワックスを熱をかけながら皮に塗り込んだものがほとんどです。
ワックスを塗らなくとも、蛇皮の最終工程でアイロンをかけたり、
凄いところではフライパンを熱してそれで川に熱をかけるなどしているところもあります。
熱をかけると、蛇皮は一時期収縮しますし、硬くなります。
ほんとかよと思う人はご自身の楽器にアイロンかけてみたらよいのではないですか。
但し、水で濡れた状態にしたからですが、温度も微妙です。
だからからかもしれません、ワックスを溶かす温度くらいが負いのでしょうね、
でもものによりますが65℃から85℃いろいろなワックスがあます。
どんなワックスをどのような温度で溶かしているかは秘伝らしいです。
でも湯煎ですから、100℃以上ということはないと覆いますが、
私もいろいろ実験してみて、皮には熱をかけるのはやっていません。
私がその熱の程度をうまくコントロールできないのかやはり秘伝は凄いのか、
どうしても皮に耐久力が無いようなのです。
ですからでしょうかワックスがしてある蛇皮の二胡は、どうやら10年ぐらい弾くと、(弾く程度にもよりますが)ある日突然音が出なくなる
全くならないのではないですよ、音は出ます、但し昨日ほどには響かなくなると、おっしゃる方が、多かったように覆います。
また反対に皮には何もせず自然に張ったものは、ゆっくりと、伸びていくようで、20年も中にはそれ以上何とか音が響く落ちう方追いますし、
現実チェンミンさんの二胡は19年健在です。
但し私が弾くと、まあ、弾きにくい、たぶんチェンミンさんの言うように私が完全な脱力とできていないせいなのでしょう。
ですから、手の重さを完全には載せていないので、鳴らしきれない。
まあそれはともかく、やはり19年もたつととじわじわと、以前よりは鳴らないとおっしゃっていましたが、
でも、あの蛇皮、天然物のような気がします。
普通の養殖の蛇を張った二胡の場合、これはそろそろ張替え時ではないですかというのはわかります。
然しそのような状態の皮でも、プロが弾くとかなり良い音がするものです。
やはり弾き方というのがあるのでしょうね、それにしても、じわじわとは落ちていくのです。
子供のころから二胡を弾いてきた人とは日本人の二胡愛好家は、決定的に違います。
体操を49歳50歳になって、始めるのと変わりがないのです。
昔自転車が好きで箱根の坂を超えたことがあります。(もちろん途中で何回か歩いて押しましたが)
ちょっとは自信があっていまだに近所の坂を上ったりもしますが、
先日、坂の途中で、お姉さま追い越されました、それも後ろの席にお子様を乗せている方。
電動アシスト自転車凄いですね。
東京の様に坂の多い街にはぴったりですね。
その電動アシスト、ではないですが、
二胡を弾きやすくする皮の張り方というのがあるのです。
皮の後ろの削り方や全体に均一に張る方法などなど、
日本人の二胡愛好家が二胡を楽しめるように楽器を作るのが私の目標です。
弾きやすい楽器があってもよいと思うのです。
ストラデバリウスは素人には弾きにくいと言われます。
ストラドではなくとも、弾きやすい楽器というのはたくさんあります。
弾きやすい楽器を作るのが私の目標ですし、さらに電アシの付いたように弾ける弓を作るのが私の二胡系での仕事です。
日本の二胡愛好家が二胡を楽しめるようにしたいと始めた二胡屋ですが、
今や楽器の調整や楽器つくりより、皮の張替えや、弓作りが本業になっているようです。
理由は、10年近く二胡を弾いてきて、冬場の乾燥した時期にもかかわらず、なんだかしっかりと響いてくれない。
15年たって、ある日突然、昨日とは変わってならなくなった。
あるいは、良い音になって来たとは思いながら以前よりは、高音が出にくくなってきた。
購入した時は最初から良い音になるので喜んでいたが2年たって、とても弾きにくくなってきた。
あるコンクールで金賞を取った人の二胡が、光舜堂が依然張り替えた皮だそうで、自分のも張り替えてほしい。
どうやら中国の人は二胡の蛇皮張り替えて使うという習慣があまりないようです。
日本では三線や三味線など4,5年に一度張り替えるのが普通です。
むしろ皮より棹を大切にします。
皮は単なる消耗品と考えるのでしょうね。
一つには楽器の鳴りの大きな要素として棹があるということう事、
ですから棹だけを何代も伝えている三線もあります。
江戸時代にしろ明治にしろ、木の輸入というのは大変な事でしたから、むしろ再生できないものとしての扱いもあるのでしょう。
そこへへ行くと中国では二胡は安いですから、気軽に交換できたのかもしれません。
然し、いまや40万円の二胡など当たり前に売られています。
蛇皮を張り替えるのは間違えと言っている楽器屋さんが、80万100万などという楽器を売っていたりします。
皮がだめになったら、また80まん、いやいや、そのころになったらさらに上がるでしょう。
しかし、今や紫檀の代用品でしかないものも出てきています。、
そのくらいに、小葉紫檀、インド紫檀と言われるものは、江戸時代より入手しにくくなっています。
蛇皮の状態を見分けるのは難しいですね。
こればかりは経験でしょう。(二胡屋をやってきたおかげで沢山のお客様の様々な状態の楽器に出会うことが出来ました、ありがたいことです)
経年変化をした状態、
最初の張り方によって変化してきた状態など、様々な状態があります。
またある日突然音が思うように鳴らなくなったという皮を調べると、
そのほとんどが、皮にワックスが塗布されています。
これはワックスを熱をかけながら皮に塗り込んだものがほとんどです。
ワックスを塗らなくとも、蛇皮の最終工程でアイロンをかけたり、
凄いところではフライパンを熱してそれで川に熱をかけるなどしているところもあります。
熱をかけると、蛇皮は一時期収縮しますし、硬くなります。
ほんとかよと思う人はご自身の楽器にアイロンかけてみたらよいのではないですか。
但し、水で濡れた状態にしたからですが、温度も微妙です。
だからからかもしれません、ワックスを溶かす温度くらいが負いのでしょうね、
でもものによりますが65℃から85℃いろいろなワックスがあます。
どんなワックスをどのような温度で溶かしているかは秘伝らしいです。
でも湯煎ですから、100℃以上ということはないと覆いますが、
私もいろいろ実験してみて、皮には熱をかけるのはやっていません。
私がその熱の程度をうまくコントロールできないのかやはり秘伝は凄いのか、
どうしても皮に耐久力が無いようなのです。
ですからでしょうかワックスがしてある蛇皮の二胡は、どうやら10年ぐらい弾くと、(弾く程度にもよりますが)ある日突然音が出なくなる
全くならないのではないですよ、音は出ます、但し昨日ほどには響かなくなると、おっしゃる方が、多かったように覆います。
また反対に皮には何もせず自然に張ったものは、ゆっくりと、伸びていくようで、20年も中にはそれ以上何とか音が響く落ちう方追いますし、
現実チェンミンさんの二胡は19年健在です。
但し私が弾くと、まあ、弾きにくい、たぶんチェンミンさんの言うように私が完全な脱力とできていないせいなのでしょう。
ですから、手の重さを完全には載せていないので、鳴らしきれない。
まあそれはともかく、やはり19年もたつととじわじわと、以前よりは鳴らないとおっしゃっていましたが、
でも、あの蛇皮、天然物のような気がします。
普通の養殖の蛇を張った二胡の場合、これはそろそろ張替え時ではないですかというのはわかります。
然しそのような状態の皮でも、プロが弾くとかなり良い音がするものです。
やはり弾き方というのがあるのでしょうね、それにしても、じわじわとは落ちていくのです。
子供のころから二胡を弾いてきた人とは日本人の二胡愛好家は、決定的に違います。
体操を49歳50歳になって、始めるのと変わりがないのです。
昔自転車が好きで箱根の坂を超えたことがあります。(もちろん途中で何回か歩いて押しましたが)
ちょっとは自信があっていまだに近所の坂を上ったりもしますが、
先日、坂の途中で、お姉さま追い越されました、それも後ろの席にお子様を乗せている方。
電動アシスト自転車凄いですね。
東京の様に坂の多い街にはぴったりですね。
その電動アシスト、ではないですが、
二胡を弾きやすくする皮の張り方というのがあるのです。
皮の後ろの削り方や全体に均一に張る方法などなど、
日本人の二胡愛好家が二胡を楽しめるように楽器を作るのが私の目標です。
弾きやすい楽器があってもよいと思うのです。
ストラデバリウスは素人には弾きにくいと言われます。
ストラドではなくとも、弾きやすい楽器というのはたくさんあります。
弾きやすい楽器を作るのが私の目標ですし、さらに電アシの付いたように弾ける弓を作るのが私の二胡系での仕事です。
日本の二胡愛好家が二胡を楽しめるようにしたいと始めた二胡屋ですが、
今や楽器の調整や楽器つくりより、皮の張替えや、弓作りが本業になっているようです。