二胡を愛する皆様こんばんは、鞄持ち ほぉです。
先週の報告日記にワタクシがこれから発売予定の商品をチラッとご紹介してしまったところ、
早々と二胡姫さんにご予約の連絡が入ってしまったそうで、
お客様にも、二胡姫の皆様にもご迷惑をおかけしました。申し訳ございませんでした。
光舜堂ではお客様との会話をヒントにアイディアが浮かぶ事も多く、
新企画や新商品へのヒラメキが次々湧いて来るので万世橋店舗ではフライングも時々生じますが、
あくまでも『 二胡姫 通販 』としての発売は、二胡姫さんが決定されます。
質の良い商品を扱う事に徹している二胡姫さんでは、
光舜堂から「こんなの出来ました」と紹介があっても、
独自にジックリお試しされ、シッカリ調査され、タップリ検討されて、
これなら扱っても大丈夫、と判断されて初めて発売が決定となります。
ですので、二胡姫さんが「発売します」と正式発表していない物は、お取扱いは未定なのです。
早々と光舜堂店舗では売っていても、二胡姫さんではご予約すらも受けられないのです。
どうぞご理解のほど、よろしくお願い致します。
さて、今週は賑やかな営業日となりましたが、その話題の中心は万華鏡!
前日の土曜日に、ラジオガァデンの同居工房『神田 まんげきょう屋』の
第一回目の万華鏡のワークショップが開催され、
年末の光舜堂の抽選会で当選したお客様お二人が参加されたのですが、
そのうちのお一人、Oさんが完成した万華鏡を持って来て下さったのです。
調整にいらしたお客様達もOさん作の万華鏡にすっかり夢中!
作る人によって個性が出る万華鏡ですが、Oさんのはご本人の雰囲気通りとてもエレガントでした。
Oさんがワークショップがどれほど楽しかったかを話して下さって大盛り上がり。
筒のところに入れるラッピングペーパーを「二胡弾きさん用に蛇柄もいいね」なんて話も!
生皮は高いし、臭いし、おまけに厚みがあって無理なので、カラーコピーをご用意しようかしら。
二胡界で蛇柄筒の万華鏡がブームになるかもしれませんね☆
それから、人工皮の二胡=西野CDM二胡『雪花』も1週間分進化して再登場!
ご来店の二胡弾きさん達が次々試されました。
完成したかのように思えたCDMも人によって音色に差が出るところもあるようで、
その後研究を重ね、また進化し続けております。
そういえば話は飛びますが、
最近店主が研究している小音二胡は、
そもそも音が大きい西野二胡の音量基準で音量を下げて作ったので、
現在まだまだ小音とは言えません。
工房で「どうだ、小さい音だろう?」と訊かれるのですが、「いえ、普通でしょう」(笑)
完成には、、、もう少し時間がかかりそうです。
さて、今週は或るシャム柿の西野二胡ユーザーの会員さんのご予約が入っていました。
「なんだか音が籠って。。。」 とのこと、
澄んだ音色のシャム柿がどうした事かと思ったら、、、。
「この問題、瞬殺だなっ♪」
と、会員さんのシャム柿を見てニンマリする店主。
「?!」
「駒! 上下逆さまだよ」
「!!!」
ものの数秒で音色は戻り、良い育ち頃のシャム柿は美しい音で鳴り始めました。
しかし その会員さん、お住まいは結構遠い方。
「他に何かなかったかな」と、遥々来店されたのに あっけない診断と解決だったので
あれこれ探しますが、シャム柿はいたって健康!
「これだけで帰るのはあまりにも何だから、いろいろ替えよう!」と、
千斤、スポンジやフェルトもまだそんなに古びていませんでしたが新しい物に交換しました。
会員さんは調整料がかからないので、こういう時 心置きなく交換出来て良かったです。
そして この日は他にも駒の上下を逆にしているお客様がご来店で、それも秒殺解決!
実は、この駒の方向の知識を知らない方が本当に多く、
先日(2月1日報告日記)に解説した『弦の巻きつけ方の間違い』と同じくらい、
もしくは、もっと多くの方が、このように方向を間違えて駒をつけています。
(又は、偶然合って正しく装着しているけれど知らない、というパターンの人も多いです)
しかし、光舜堂の駒は上下が比較的解り易いので覚えてしまえば簡単ですが、
一般的に普及している中国製の駒は見分けるのがかなり微妙なので、
判りにくいっちゃ、判りにくいのですよね。。。
ですので、再び画像でレクチャーいたします。
【 正しい駒の装着方向 】
< 光舜堂の駒の場合: ウチダ駒、彪駒、黒彪駒、縞虎駒、虎駒、フェルナンブーコ駒 >
二胡姫さんでの販売の駒ケースには↓この図が入っています
光舜堂の駒は、このように( この図は少々デフォルメしてますが )向きが解り易いです。
< 一般的な駒の場合 >
駒は上面から見るとほぼ円形で、一見、高さの山は中央にあるように見えますが、
よくよく見ると、微妙に中心からずれた位置に頂点があります。
「5:4」位の比率です。 その「4」位の短い方を、下向きに装着します。
皆様の愛胡が、正しい方向の駒でより良く鳴りますように!!
今週もご来店ありがとうございました♪
先週の報告日記にワタクシがこれから発売予定の商品をチラッとご紹介してしまったところ、
早々と二胡姫さんにご予約の連絡が入ってしまったそうで、
お客様にも、二胡姫の皆様にもご迷惑をおかけしました。申し訳ございませんでした。
光舜堂ではお客様との会話をヒントにアイディアが浮かぶ事も多く、
新企画や新商品へのヒラメキが次々湧いて来るので万世橋店舗ではフライングも時々生じますが、
あくまでも『 二胡姫 通販 』としての発売は、二胡姫さんが決定されます。
質の良い商品を扱う事に徹している二胡姫さんでは、
光舜堂から「こんなの出来ました」と紹介があっても、
独自にジックリお試しされ、シッカリ調査され、タップリ検討されて、
これなら扱っても大丈夫、と判断されて初めて発売が決定となります。
ですので、二胡姫さんが「発売します」と正式発表していない物は、お取扱いは未定なのです。
早々と光舜堂店舗では売っていても、二胡姫さんではご予約すらも受けられないのです。
どうぞご理解のほど、よろしくお願い致します。
さて、今週は賑やかな営業日となりましたが、その話題の中心は万華鏡!
前日の土曜日に、ラジオガァデンの同居工房『神田 まんげきょう屋』の
第一回目の万華鏡のワークショップが開催され、
年末の光舜堂の抽選会で当選したお客様お二人が参加されたのですが、
そのうちのお一人、Oさんが完成した万華鏡を持って来て下さったのです。
調整にいらしたお客様達もOさん作の万華鏡にすっかり夢中!
作る人によって個性が出る万華鏡ですが、Oさんのはご本人の雰囲気通りとてもエレガントでした。
Oさんがワークショップがどれほど楽しかったかを話して下さって大盛り上がり。
筒のところに入れるラッピングペーパーを「二胡弾きさん用に蛇柄もいいね」なんて話も!
生皮は高いし、臭いし、おまけに厚みがあって無理なので、カラーコピーをご用意しようかしら。
二胡界で蛇柄筒の万華鏡がブームになるかもしれませんね☆
それから、人工皮の二胡=西野CDM二胡『雪花』も1週間分進化して再登場!
ご来店の二胡弾きさん達が次々試されました。
完成したかのように思えたCDMも人によって音色に差が出るところもあるようで、
その後研究を重ね、また進化し続けております。
そういえば話は飛びますが、
最近店主が研究している小音二胡は、
そもそも音が大きい西野二胡の音量基準で音量を下げて作ったので、
現在まだまだ小音とは言えません。
工房で「どうだ、小さい音だろう?」と訊かれるのですが、「いえ、普通でしょう」(笑)
完成には、、、もう少し時間がかかりそうです。
さて、今週は或るシャム柿の西野二胡ユーザーの会員さんのご予約が入っていました。
「なんだか音が籠って。。。」 とのこと、
澄んだ音色のシャム柿がどうした事かと思ったら、、、。
「この問題、瞬殺だなっ♪」
と、会員さんのシャム柿を見てニンマリする店主。
「?!」
「駒! 上下逆さまだよ」
「!!!」
ものの数秒で音色は戻り、良い育ち頃のシャム柿は美しい音で鳴り始めました。
しかし その会員さん、お住まいは結構遠い方。
「他に何かなかったかな」と、遥々来店されたのに あっけない診断と解決だったので
あれこれ探しますが、シャム柿はいたって健康!
「これだけで帰るのはあまりにも何だから、いろいろ替えよう!」と、
千斤、スポンジやフェルトもまだそんなに古びていませんでしたが新しい物に交換しました。
会員さんは調整料がかからないので、こういう時 心置きなく交換出来て良かったです。
そして この日は他にも駒の上下を逆にしているお客様がご来店で、それも秒殺解決!
実は、この駒の方向の知識を知らない方が本当に多く、
先日(2月1日報告日記)に解説した『弦の巻きつけ方の間違い』と同じくらい、
もしくは、もっと多くの方が、このように方向を間違えて駒をつけています。
(又は、偶然合って正しく装着しているけれど知らない、というパターンの人も多いです)
しかし、光舜堂の駒は上下が比較的解り易いので覚えてしまえば簡単ですが、
一般的に普及している中国製の駒は見分けるのがかなり微妙なので、
判りにくいっちゃ、判りにくいのですよね。。。
ですので、再び画像でレクチャーいたします。
【 正しい駒の装着方向 】
< 光舜堂の駒の場合: ウチダ駒、彪駒、黒彪駒、縞虎駒、虎駒、フェルナンブーコ駒 >
二胡姫さんでの販売の駒ケースには↓この図が入っています
光舜堂の駒は、このように( この図は少々デフォルメしてますが )向きが解り易いです。
< 一般的な駒の場合 >
駒は上面から見るとほぼ円形で、一見、高さの山は中央にあるように見えますが、
よくよく見ると、微妙に中心からずれた位置に頂点があります。
「5:4」位の比率です。 その「4」位の短い方を、下向きに装着します。
皆様の愛胡が、正しい方向の駒でより良く鳴りますように!!
今週もご来店ありがとうございました♪
作る上で真ん中に来るように作るというのはとても難しい事です。
そこでどうしても真ん中より少しずれているようなのです。本当にまれに真ん中にある物も有ります、これはは10分の1mm単位でのはなしです。ご自分の駒を見て下さい。多少どちらかにずれていると思います。そしたら短い方が下になるようにするとt、これはウチダ駒の原理にちかくなります。要するに弦の力が皮に直角にあたるようになるのです、やってみてください。
西野追記
中国の駒にも上下があるんですね!
知らなかったです。
とっても勉強になりました。