能登のアテの二胡です。
白いですね、なんだか普段見慣れているかなり濃い色をした木々と違い随分爽やかに見えます。
折角の日本の銘木ですから、塗装もせず磨いてワックスだけしました。
一見軽そうな音のような気がしますが、それは見た目だけですね。
かなりしっかりとした鳴りをしています。
音色は、多少甘い系統でしょうね
録音などするとかなり甘い感じがします。
育てば相当魅力のある音になるのではと思います。
同じ日本の二胡として養老渓谷の欅の二胡も随分たくさん作っていますが、これはまた一味違う音になったかなと思います。
昨日金沢のNMLの孟さんに送りました。
この能登のアテの材料を提供していただいたのも金沢に会社のあるフルタニランバーさんですし。
孟さんに音撮りしてもらってそれをいずれアップします。
それから皆さんにこの能登のアテの二胡をご要望のある方に販売して、その金額全部を輪島市に義援金として送らせていただこうと思っています。
それから、それだけでは少ないでしょうから、私が別に作った花紫檀の二胡も同じようにご希望の方に購入していただければ、その一台分の金額も輪島市に義援金として送らせせていただこうと思っています。
少しだけでも、二胡造り爺にできることはしていきたいと考えています。
工房光舜堂西野和宏&ほぉ・ネオ