先ず、御礼いたします。
アンケートにお答えいただきましてありがとうございます。
わざわざアンケートにお答えいただけるよう、席を設けていただいた方や、
あちこちと、訪ね歩いて、試奏していただいた方など、
様々にお手数をかけました。
ありがとうございました。
45名の回答者の方、
またその他20数人の、口頭やメールによるお答えなど含めますと。
約70名ほどの方に弾いていただいたことになります。
アンケートの質問内容は、どちらかと言うと、好き、嫌いと言う感覚的な質問が多い形にさせていただきました。
楽器は、相性だと思っています。
ですから、理屈より、感覚的なということをお聞きしたかったのです。
西野二胡嫌いとはっきりお答えいただいた方が、2名いらっしゃいました。
思ったより少なかったのには驚いています。
中には、デザインは嫌いだけど、形さえ変われば、西野二胡欲しいという方もいらっしゃいました。
デザイン的には、比較的(たまたまかもしれません)都市部にお住まいの方に、
好きと答えられた方が多かったように見受けられます。
約80%ぐらいです。
比較的お年を召した方の中に、西野二胡のデザインは違和感がある或いは嫌いと言う方が多かったように見えます。
約20%。
音的には、中国曲を西野二胡で弾きたいと答えられた方が、10%。
その他ポップスやクラシックなどと答えられた方が90%でした。
高音が出ないとか、雑音があるというような方は、いらっしゃいませんでしたが、
音質として、軽いと答えられた方が、ゆえん花梨を弾いていただいた方に多かったです。
これは仕方ないですね、花梨そのものが、軽いのですが、
更に軽い胡桃も興味あるから弾いてみたいという答えもありました。
ただ嬉しかったのは、ジョージガオモデルのブラジリアンローズは、
ほぼ全員が、音色は好きとのお答え。
流石ジョージガオと言う感じです、大変勉強させていただきましたから。
シャム柿は、お一人だけが今までの二胡の音色と違うと答えられて、
後は全員音色は好きとのお答えでした。
音色は好きとのお答えは大変嬉しかったです。
今までの二胡とは多少違う感じはあるけれど、音色は好きと言う感じなのかもしれません。
音色は感性です。
そこが違うと、幾ら雑音も無く高音までちゃんと出るとしても、
皆さんが、西野二胡使ってはくれないのではないでしょうか。
幾つか面白いこともありました。
たまたま、中国人の先生に弾いていただいた方もいらっしゃいました。
これは南方系の古くからの二胡の音だね、とおっしゃる先生。
これは二胡の音ではないとおっしゃる先生、同じシャム柿弾いていただいて、
違う答えです。
???
このことは以前からありました。
同じ中国の演奏家にしても、これは北京系の音がする。
これは二胡の音ではない。
これは古い二胡の音がする。
こんな意見の食い違いが、沢山ありました。
演奏家それぞれに、好みと言うのがはっきりしているからこそこのような答えが出てくるのかもしれません。
大体が、二胡そのものが、材料によっても、構造によっても音色がかなり違います。
北京系の、パンっとしたラッパのように鳴る二胡。
それも紫檀と、黒檀では音の華やかさも違います。
同じ蘇州系でも、材料はもちろん、メーカーによっても目指す方向の音色が違います。
それで良いのではないでしょうか。
今回の試奏のお願いで、はっきり好き、嫌いと言うお答えをいただいたことにより、
私の二胡も、これでやっと二胡の仲間入りができたのかなと思います。
楽器としての完成度、
雑音も無く全音綺麗に鳴るという最低限の処から、
この楽器好き、嫌い、
好みに合う、違和感があるという様々なお答えがいただけたことで、
人様の、感性に触れられるようにはなったような気がします。
今回残念なことに、お一方だけ、先生の許可が出ず、生徒の方々に弾いてはいただけなかった方もいらっしゃいました。
しかしこの試奏の期間の後、その方のご努力によって、先生からも、
良い音ですとの御了解が出たようにお聞きしております。
このことも、その方の御努力のおかげと感謝いたします。
いずれにせよ、試奏していただいた方々、お時間をいただきましてありがとうございました。
好き、嫌いとはっきりおっしゃる方がいらしたことにより、私といたしましては、
これでやっと、二胡作りの仲間に入れてもらったという気がいたします。
楽器は、感性の相性です。
これだけ多くの音色の違いを持つ楽器と言うのも、世界には珍しいのかもしれません。
でもそこが二胡の良い所であり、演奏をする方の、感性に寄り添えるような楽器、
或いは、演奏する方の感性をより引き出せるような楽器作りを目指して、
身体の動く限り、二胡作りを続けていきたいし、
続けていけるかなという希望の湧いた一年でした。
ご協力いただきありがとうございました。
光舜堂店主
西野和宏
アンケートにお答えいただきましてありがとうございます。
わざわざアンケートにお答えいただけるよう、席を設けていただいた方や、
あちこちと、訪ね歩いて、試奏していただいた方など、
様々にお手数をかけました。
ありがとうございました。
45名の回答者の方、
またその他20数人の、口頭やメールによるお答えなど含めますと。
約70名ほどの方に弾いていただいたことになります。
アンケートの質問内容は、どちらかと言うと、好き、嫌いと言う感覚的な質問が多い形にさせていただきました。
楽器は、相性だと思っています。
ですから、理屈より、感覚的なということをお聞きしたかったのです。
西野二胡嫌いとはっきりお答えいただいた方が、2名いらっしゃいました。
思ったより少なかったのには驚いています。
中には、デザインは嫌いだけど、形さえ変われば、西野二胡欲しいという方もいらっしゃいました。
デザイン的には、比較的(たまたまかもしれません)都市部にお住まいの方に、
好きと答えられた方が多かったように見受けられます。
約80%ぐらいです。
比較的お年を召した方の中に、西野二胡のデザインは違和感がある或いは嫌いと言う方が多かったように見えます。
約20%。
音的には、中国曲を西野二胡で弾きたいと答えられた方が、10%。
その他ポップスやクラシックなどと答えられた方が90%でした。
高音が出ないとか、雑音があるというような方は、いらっしゃいませんでしたが、
音質として、軽いと答えられた方が、ゆえん花梨を弾いていただいた方に多かったです。
これは仕方ないですね、花梨そのものが、軽いのですが、
更に軽い胡桃も興味あるから弾いてみたいという答えもありました。
ただ嬉しかったのは、ジョージガオモデルのブラジリアンローズは、
ほぼ全員が、音色は好きとのお答え。
流石ジョージガオと言う感じです、大変勉強させていただきましたから。
シャム柿は、お一人だけが今までの二胡の音色と違うと答えられて、
後は全員音色は好きとのお答えでした。
音色は好きとのお答えは大変嬉しかったです。
今までの二胡とは多少違う感じはあるけれど、音色は好きと言う感じなのかもしれません。
音色は感性です。
そこが違うと、幾ら雑音も無く高音までちゃんと出るとしても、
皆さんが、西野二胡使ってはくれないのではないでしょうか。
幾つか面白いこともありました。
たまたま、中国人の先生に弾いていただいた方もいらっしゃいました。
これは南方系の古くからの二胡の音だね、とおっしゃる先生。
これは二胡の音ではないとおっしゃる先生、同じシャム柿弾いていただいて、
違う答えです。
???
このことは以前からありました。
同じ中国の演奏家にしても、これは北京系の音がする。
これは二胡の音ではない。
これは古い二胡の音がする。
こんな意見の食い違いが、沢山ありました。
演奏家それぞれに、好みと言うのがはっきりしているからこそこのような答えが出てくるのかもしれません。
大体が、二胡そのものが、材料によっても、構造によっても音色がかなり違います。
北京系の、パンっとしたラッパのように鳴る二胡。
それも紫檀と、黒檀では音の華やかさも違います。
同じ蘇州系でも、材料はもちろん、メーカーによっても目指す方向の音色が違います。
それで良いのではないでしょうか。
今回の試奏のお願いで、はっきり好き、嫌いと言うお答えをいただいたことにより、
私の二胡も、これでやっと二胡の仲間入りができたのかなと思います。
楽器としての完成度、
雑音も無く全音綺麗に鳴るという最低限の処から、
この楽器好き、嫌い、
好みに合う、違和感があるという様々なお答えがいただけたことで、
人様の、感性に触れられるようにはなったような気がします。
今回残念なことに、お一方だけ、先生の許可が出ず、生徒の方々に弾いてはいただけなかった方もいらっしゃいました。
しかしこの試奏の期間の後、その方のご努力によって、先生からも、
良い音ですとの御了解が出たようにお聞きしております。
このことも、その方の御努力のおかげと感謝いたします。
いずれにせよ、試奏していただいた方々、お時間をいただきましてありがとうございました。
好き、嫌いとはっきりおっしゃる方がいらしたことにより、私といたしましては、
これでやっと、二胡作りの仲間に入れてもらったという気がいたします。
楽器は、感性の相性です。
これだけ多くの音色の違いを持つ楽器と言うのも、世界には珍しいのかもしれません。
でもそこが二胡の良い所であり、演奏をする方の、感性に寄り添えるような楽器、
或いは、演奏する方の感性をより引き出せるような楽器作りを目指して、
身体の動く限り、二胡作りを続けていきたいし、
続けていけるかなという希望の湧いた一年でした。
ご協力いただきありがとうございました。
光舜堂店主
西野和宏
私のアンケート日はレッスンの関係で受取ってから1週間後だったので弦もなじんでおらず、硬い音でした。なのでアンケート結果も芳しくなかったように思います。しかしその後成長していきラスト1週間で本領を発揮してきました。
これからもどんどん成長していくことでしょう。試奏日で結果はだいぶ違ったと思います。
ところで本題にあるジョージガオモデルのブラジリアンローズぜひ弾き比べてみたいのでレンタルお願いします。あと、あの紅木も気になります。
最後に、西野さん、ほおさん、店番ズの皆さま一年間いろいろお世話になりました。
来年もよろしくお願いします。
どうぞよいお年を
鳴り始めるのに1ヶ月は掛ると言います。
今回はそのことも含めての試奏でしたから、
意外とプロは、もうすでに何年も鳴らしてきたのと比べたりします。
その点でもジョージガオさんは凄かったです、
なんせ、出来上がって3日目の楽器であれだけの音色を出すのですから、会場にいた人には解らなかったかも、3日目と言うのは、
でも、鳴りだすという感じ解ってもらって嬉しいです。
それが我慢できなかった人もいますし。
その楽器のポテンシャルをどんな状態でも感じ取れるのがホントのプロでしょう。
中国人のプロはまず頭から日本製と言うのは、疑問視してから弾きますから。
これは私たちも同じこと言えますね、
固定観念気おつけなければ、ですね。