疲れてお弁当を買って帰る日や飲み過ぎた忘年会の翌朝…温かい味噌汁が飲みたくなりますが、一から作るのはちょっと面倒ですよね。
そんな時は、いつもの味でさっと1杯分の味噌汁が作れる「味噌玉」を用意しておくと便利。今回は実際に試してみたコツなどをご紹介します。
材料と作り方
味噌玉とは味噌とだしや具材を丸めて小分けにしたもの。その歴史は古く、武士たちの携帯保存食にもなっていたとかなんとか。現在は家庭の味が楽しめるインスタント味噌汁として人気のようです。
ベースとなる材料は、いつも使っている味噌と顆粒だし(だし入り味噌の場合は不要)。あればかつおぶしなどを加えてもOK。
具材は油揚げ、乾燥わかめや乾燥野菜、葉物などがオススメ。油揚げは油抜きしてレンジで1分ほど加熱し、水分をふきとっておきます。葉物はゆでるかレンジで加熱して柔らかくしたものを小さくカット。解凍しやすいよう全てなるべく細かく刻むのがポイントです!
味噌は1杯分(お湯約150ml)につき大さじ1杯くらい、だしもお湯の分量に合わせて用意し、よく混ぜます。
あとは好きな具材と一緒に1杯分ずつ丸めてラップに包み、冷凍庫で凍らせれば完成。数日で使いきるなら冷蔵庫でも大丈夫です。なお筆者は今回シリコン容器「味噌玉がポン」を使いました。
飲むときはお椀に入れ、熱湯を注いでよく溶かします。
味噌は家庭用冷凍庫ではガチガチに凍らないため、溶かすとちょうど飲み頃の温度に。味は確かに味噌汁で、油揚げの食感も文句なし。なお生の具材を入れ過ぎると溶けるまでにぬるくなってしまうので注意しましょう。
冷凍した場合の賞味期限は2週間程度。余裕があれば味噌玉をあぶっておくと香ばしい香りも楽しめるとか。お湯や味噌の量で濃さを調整しつつ、自分好みに仕上げてみてください!