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「脳はあきらめない!」瀧靖之を読みました。
なかでも、
第5章 幼少期からの
「健康脳」のためにできること
を、興味深く読みました。
10歳までの過ごし方が未来を決める⁈
「運動野」の発達は5歳頃がピーク
細やかに指を動かす
ピアノなどの楽器演奏も
「運動野」の領域の発達に
大きく関わる技能で、
3歳から5歳の間に
少しずつ始めるのがおすすめ。
子どもにとって楽器に触れることも、
運動のようなもの。
何か他の新しいことを始める際、
そのコツをつかむのが上手な子どもに育ちます。
「言語野」の発達は10歳頃がピーク
脳の発達がピークを迎えるまでに、
たくさんの道路を作っておく
脳のネッワークの発達を道路に例えて、
子どもの脳では、
いろいろな一般道路かつくられていて、
刺激を受けるほどその道路の数を
増やすことができます。
しかし、ある時期になると、
いったん形成された脳のネッワークも
不要とみなされ、減る一方なのです。
逆に頻繁に使う一般道路は
高速道路に昇格し、
より強靭なものへと進化していきます。
とにかく脳の発達が
ピークを迎えるまでに、
たくさん道路を作っておくことが大切です。
それが、その後の可能性につながるのです。
また、超アスリートになっていく人たちの中には、
幼い頃、音楽を経験していたという人が多いのです。
というのも、リズム感は
運動においても重要な要素。
そのリズム感が音楽によって養われ、
しなやかな動きができるようになり、
運動能力がアップするためだと考えられます。
広く、浅く、楽しく
親の努力が大切
まずは、親が楽しんでやってみせるのが
何より大切です。
寝る子の脳は育つは本当
幼少期の睡眠時間はとても大事です。
1日に、8時間から9時間の
睡眠をとっている子は、
5、6時間しか寝ていない子どもたちに比べて、
海馬の体積が、1割程度も大きいことが
わかったのです。
海馬は、記憶をつかさどる
重要な部分で、
短期記憶から長期記憶に
固定する働きをしています。
この体積が大きい方が、
記憶力も良いという研究結果は多数でています。
睡眠時間が長い子どもは成績もよい
幼少期に図鑑を見る
最近の本では、
よく書かれていることですね。
蓄積した知識に肉付けする
幼少期から始めた
運動や楽器をできるだけ続け、
規則正しい生活習慣を実践し続けてください。
中学、高校、大学受験で習っていたものを
やめてしまうことが多いのですが、
せめて、アイドリングくらいの感覚ていいので、
続けられると良いと思います。
その後の人生の豊かさの度合いが違ってきます。
興味深いところを抜粋しましたが、
けっこうたくさんになってしまいました。
待合室に置いていますので、
興味のある方は、ご覧くださいね!